1月21日(土)に、生活文化デザイン学科の卒業研究発表会が行われました。朝の9時から夜18時過ぎまで、学科の四年生が1年間かけて取り組んだ研究を発表しました。
卒業論文では次のような題材が取り上げられていました。
生活文化系
「同性カップルが部屋を借りる困難」
「アニメーションにおける女性像の表象」
「古田泰子、阿部千登勢のデザイン思想 ―パリコレクションにみる日本人女性デザイナーの活躍―」
「アイヌ文化の継承にみる多文化共生の在り方」
「今日に至るギャル文化の展開 」
「著名デザイナーからみる 北欧家具とミッドセンチュリー期家具 ―1950年代作品の比較と今日の受けとめ― 」
建築・インテリア系
「微生物汚染による衣類へのにおいうつりに関する研究」
「病棟種別における精神科病院の患者とスタッフの関わりに関する考察」
「景観計画における地場産素材の活用推奨について」
卒業設計では次のような課題に取り組みました。
「家政科の学びの場としての在り方 ―衣料学実験室の改修計画を通して」
「団地大改造計画 ―人が交わる住環境の提案」
「Relief ―地域が見守る児童養護施設」
「旅立ち ー新たなスタートに導く葬儀場の提案ー」
「集いから繋がりへ -公園内のコミュニティ施設計画-」
「よりどころ ー二本松駅駅前広場の提案ー」
学科が包含する学術分野の多様性は学生の卒業研究にも現れています。
長丁場の発表会でしたが、終わったあとの学生のホッとした表情が印象的でした。
今回の発表会では建築家の富永明日香氏、石井順子氏をお招きして多くの講評を頂きました。
お二人にも長時間お付き合いいただきありがとうございました。
生活文化デザイン学科ではこの卒業研究の成果を2月の学科展で発表いたします。興味がある方はぜひ会場にお越しください。
生活文化デザイン学科 学科展
日時 2月10日(金)〜2月12日(土) 10時から17時まで(最終日は16時までとなります)
場所 青葉の風テラス(地下鉄東西線青葉の風テラス)
学科展 卒業設計講評会
2月11日(土)14:00〜
ゲストクリティーク
三浦俊徳(一般社団法人 宮城県建築住宅センター 理事長)
手島浩之(建築家、都市建築設計集団/UAPP 代表)
富塚崇(建築家、一級建築士事務所 yeto 代表)
末光真希(宮城学院女子大学 学長)