【生活文化デザイン学科】「テキスタイルで織りなす空間」を実施しました。

生活文化デザイン学科建築有志団体「アマリリス」の企画として、1月24日(月)に標題のトークイベントを実施しました。対面参加とオンライン参加の並行で、多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

まずは小川錦織建築設計事務所を主宰している錦織真也氏より、近年の住宅や公共の場のインテリア作品をご紹介いただきました。パブリックな場所に多様な高さを持つ椅子をおくと、多くの親子連れに使っていただいた話が印象的でした。また、せんだいメディアテークで実施した子ども目線のリサーチも興味深かったです。

テキスタイルデザイナー安東陽子氏はご自身がテキスタイルデザイナーになるまでのお仕事の話、テキスタイルデザイナーとして建築家との協働で作り出した魅力的な空間をご紹介いただきました。「みんなの森 ぎふメディアコスモス(設計:伊東豊雄建築設計事務所)」、「八戸市美術館(設計:西澤徹夫・浅子佳英・森純平)など、数々の公共建築のほか、熊本地震で被災した場所で作った「みんなの家(設計:千葉学)」のためにデザインした「目玉焼き」と命名されたテキスタイルがとても素敵でした。

お二人の話のから、インテリアやテキスタイルでいかに人々に心地よい「居場所」を創出していくかが今後の建築やまちづくりのテーマになるのではないかと考えました。建築のデザインだけではなく、服飾やグラフィックデザインなども学んでいる本学科学生にとって、自分の未来を描けることができたのはないでしょうか。

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