自主活動プロジェクト「Heartful Sweets」 活動報告

※本学には、学生の自主企画活動を支援する仕組みがあります。
概要についてはこちら  プロジェクト一覧はこちらをご覧ください。
(今年度の詳細はLAC季報2018 7号にてご確認ください。)

代表:食品栄養学科3年 諏方萌
活動報告:食品栄養学科3年 丹野茜

 

私たち「Heartful Sweets」は、県立こども病院に入通院する子どもたちやご家族が利用するマクドナルドハウスせんだいにて、季節のお菓子作りを行っています。

メンバーは食品栄養学科を中心に、お菓子作りに興味があり、子どもたちと関わりたい学生たちです。ハウスを利用する方々に、お菓子や手作りカードを通して ほっとしてもらう時間を提供しています。

 

2018年度の活動 (学生は毎回3~4名が参加)

 6月 簡単!美味しいマドレーヌ
 9月 オープンハウスにて、お菓子・飲み物の提供、綿あめづくりのお手伝い
11月 りんごとさつまいものビスコッティ
12月 クリスマスイベント(予定)

 

 

HS1

6月の活動では、簡単に調理できるマドレーヌを作りました。ハウスを利用していた子どもたちも参加し、おいしいマドレーヌができました。

9月はハウスが主催しているオープンハウスに参加しました。飲み物やお菓子提供のお手伝い、綿あめづくりのお手伝いをしました。特に綿あめづくりでは、子どもたちと一緒に作り、楽しんでもらうことができました。

 

 

 

HS311月は秋という季節に合わせ、りんごとさつまいもを使ったビスコッティを子どもたちと一緒に作りました。このお菓子は食物アレルギーに対応し、小麦粉、卵、乳製品を使っていません。家庭でも作れるようにレシピを記載したカードは、子どもたちに飾りつけをしてもらいました。自分で「できる」ことを体感し、お菓子作りに興味を持ってくれたらいいなという思いで活動しています。

 

 

 

HS2何のお菓子を作るかということから、手作りカードのデザインや内容、ラッピングも自分たちで考えています。また、毎回アンケートをとり、次回の活動に生かすようにしています。活動を通して、レシピ作成やお菓子作り、媒体作成、アンケート作成の練習にもなり、自ら積極的に計画・行動することができるようになりました。

さらに、カードにはその時に作ったお菓子の材料、作り方、栄養成分表示、アレルギー表示を記載しています。特に食品栄養学科生にとっては、学んだことを生かすチャンスが多くあります。

たくさんのお菓子作りができることも魅力の一つです。メンバーは1~4年生と幅広いため、先輩後輩の交流ができ、楽しんで活動しています。

 

過去の活動で作ったお菓子です。HS4
ハウスで作るお菓子は焼き菓子がメインです。右の写真はステンドグラスクッキーです。クッキーに型抜きし、キャンディを溶かして入れて作りました。サクサクのクッキーとパリッとしたキャンディの組み合わせは見た目も可愛く出来上がりました。

 

 

 
HS5
右の写真はウーピーパイというお菓子です。
チョコペンでお絵描きしたり、カードのデザインも折り紙と組み合わせたりして工夫しました。お絵描きは子どもたちと一緒にできるので、とても楽しい活動になりました。

 

 

 

 

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」とは?
お家から遠く離れた病院に入院しているお子さんとご家族のための第二のわが家。お子さんの治療に付き添うご家族のための滞在施設です。コンセプトは“Home away from home”わが家のようにくつろげる第二の家です。ハウスでは日常生活がスムーズに遅れるように、自炊ができるキッチンやリビング、ダイニング、ランドリーやプレイルームを完備し、プライバシーを守れるように配慮したベットルームもあります。仙台には宮城県立子ども病院のそばにせんだいハウスがあります。
(公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン ホームページより)