国際文化学科卒業生の渡辺優さんが、集英社が主催する「第二十八回小説すばる新人賞」を受賞。受賞作は『ラメルノエリキサ』。1348編の応募作品の中から選ばれました。
先月、渡辺さんは文芸評論家で本学日本文学科の非常勤講師を務める池上冬樹さんの講義「創作表現研究Ⅳ」に、ゲスト出演。作品誕生までの経緯や受賞の喜びについて語りました。その後は、文学との出合いや在学時代の思い出などについて語った渡辺さん。先輩の興味深いエピソードに、在学生は熱心に耳を傾けていました。
「すべてが懐かしくて、充実していた学生時代を思い出しました」卒業以来、初めて母校を訪れた渡辺さんは、とても嬉しそう。「今後は、ずっとおもしろい作品を書き続けていきたいです」と、今後の目標を語ってくれました。なお受賞作『ラメルノエリキサ』は、来年2月、集英社より刊行予定です。