学生がニュージーランド赤十字の臨床心理士の話を聞きました

5月19日に、ニュージーランド赤十字氏臨床心理士のMs Jolie Wills氏が本学を訪ねました。ウィルス氏は、2011年2月22日にニュージーランド第2の都市クライストチャーチを襲い28人の日本人を含む185人の犠牲者を出した大地震の後の、NZ赤十字による心理社会的支援の統括責任者です。ウィルス氏は、東日本大震災、日本における「支援者支援」について調査するため、本学の「震災復興 心理・教育臨床センター」を訪れ関係者と会談しました。ウィルス氏を本センターに繋いだ国際文化学科教授のモリス先生に誘われ、災害と支援について学んでいる国際文化学科の学生がヒアリングを傍聴し、心理社会的支援について第一線で実践を重ねてきている当事者の英語での活発な意見・情報交換に聞き入っていました。

 

当日初参加の学生は、聞きなれない言葉や概念に戸惑っていましたが、すでに被災地での活動やアメリカの研究者との交流を通して心理社会的支援についてすでに学んできた学生は、リアルタイムで進められている実践についての話に感動しながら、多くを学んで大きな刺激を受けました。