JICAボランティアセミナーを開催しました

11月26日、K301教室にて、西川真里生さん、伊東和希子さんを講師にお招きしたJICAボランティアセミナーを開催しました。
本校卒業生であり、青年海外協力隊OGであるJICA山形デスク西川さんには、アフリカ・ガーナにて安全な水を提供するために活動していたことについてお話ししていただきました。

 

学生の頃は…海外への興味関心なし、外国語が苦手、公務員志望
そんな西川さんが海外へ行くきっかけとなったのが→アフリカ美術!(きっかけはさまざま、ということですね!)
そこで青年海外協力隊の人たちを見て…「大変そうだなあ」
「忙しそうだなあ」

<応募まで>
説明会に参加→さまざまな職種があり悩んだ(100以上ある)→関心のあることを書き出す→合うものを探す→任地での活動をイメージ→英語学習→応募!

 

<JICA訓練所にて>
語学訓練では、中学校の約3分の2の量の英語を学習!
<現地に行ってみて>
派遣要請の内容に対して、専門知識がない!
自分にできるのは、現地の声を聞くことだ!!
専門知識を持っている同僚に対して、西川さんは黒子となって動いていた。(そのように活動するのもあり◎)

 

<得たもの>
アフリカ美術の調査は受け身だったのに対して、協力隊での活動は自ら考え、行動するものであった。そのため、企画力、組織力、コミュニケーション能力が身についた。

 

<学生からの質問とそれに対する回答>
Q.費用はどのくらいかかりますか?
A.自己負担となるものはほとんどありません!

Q.体調を崩す人は多かったですか?
A.女性より男性がよく体調を崩していました。

Q.派遣先での宿泊はどのようなかたちになりますか?
A.地域によって違いますが、ホームステイや、隊員どうしで住む施設が多いです。いずれにせよ、安全は確保されています!

 

参加者は30名ほどと少なめでしたが、終了後も熱心に質問していました。来年もまたこのようなセミナーを開催したいと思っています。
担当:安部志保