2013年11月21日に、各ゼミ代表による卒業研究の中間発表会を行いました。テーマは多彩で、たとえば、中国における客家(ハッカ)民族、マリ・アントワネットのイメージ、インドのチャイ、日本のアニメ文化、近代日本女性の化粧などでありましたが、この国の原発政策と原発事故についての発表が3つほどあったのは、大きな特徴でした。
テーマだけをこのように書きますと、「何でこんなものが研究テーマになるの」と驚かれるものもありますが、実は、見方をちょっと変えただけで何気もない現象の裏に、社会のいろいろな人間関係や構造が見えてきます。このことを、学生が発表で繰り返し主張していました。発表のレベルも高く、同級生と後輩たちが熱心に聞き入っていました。