2013年度のフランス実習は8月24日~9月15日までの機中泊を含めて22泊23日という長丁場で行われました。
主な実習地はフランス・ノルマンディ地方の中心都市の一つで、本学の提携校のあるカン(Caen)と、フランス最長のロワール川流域に点在する古城めぐりの拠点であるトゥール、そしてフランスの首都であるパリの3か所でした。とりわけ、カンには10日間滞在し、その間、学生たちはカン大学で語学研修を受けるとともに、ホームステイをしてフランス語力を磨きました。実習期間中はまだ日の入りが遅く、夜8時を過ぎても明るかったため、学生たちは放課後にカンの街を散策したり、ホストファミリーと一緒に美術館を訪ねたりと充実した日々を過ごしました。また、週末には日本人にも人気のモン・サン・ミッシェルやサン・マロを訪れ、さらに見聞を広めました。さらに、カン大学の先生方やホストファミリーの皆さんをお招きして本学の紹介や、習字などの日本文化をフランス語で紹介し、大好評を得ました。これは学生たちにとっても忘れ難い経験になりました。
トゥールとパリでは文化研修が主でした。トゥールではシュノンソー城やシャンボール城、そして「眠りの森の美女」の城として有名なユッセ城などを見学。フランスの歴史や童話の世界に思いを馳せたひと時でした。パリではルーヴル美術館やオルセー美術館、モンマルトルやノートルダム寺院などを訪れました。「本物」との出会いと対話は学生たちに何を感じさせたのでしょうか。
この実習を通じて学生たちとの距離も近くなったことは嬉しい限りです。彼女たちの今後のより一層の成長をこれからも見続けたいと思っています