ワークショップの講師として、災害に強いコミュニティの研究で世界をリードしている、アメリカのD.アルドリッチ先生、および心理社会的支援に詳しい、山形大学地域教育文化学部の上山真知子先生を迎えます。さらに、3.11のあとに宮城県内で女性のための支援に実際にかかわった4人の方からコメントをいただき、最後に、参加者同士によるディスカッションを行います。
ワークショップでは、世界最先端の災害とコミュニティ研究の成果を分かりやすく紹介してもらい、それを実践する方たちの経験とつなぎ、災害に強い人間、家族、コミュニティの条件とは何か、その条件を作り出す・維持するためには何ができるかについて、参加者の皆様と一緒に考えてみたいです。
参加者として、自治体の男女共同参画社会の推進に係わっている方、および女性などの支援に係わっている方のほか、支援とコミュニティに興味をお持ちの一般の方など、幅広い層の方を歓迎いたします。
日時 2017年3月28日(火)15時―17時 開場 14時30分
場所 戦災復興記念館(仙台市青葉区大町)4F 第一会議室
対象 学生,教職員,一般
プログラム
開会挨拶
J. F. モリス J. F.Morris
宮城学院女子大学教授 国際文化学科学科長 同大学附属キリスト教文化研究所長
報告1
ダニエル・アルドリッチ Daniel P. Aldrich ノースイースタン大学 教授
社会関係資本とレジリエンス;人のつながりがレジリエンスを育む
“Why Social Capital Matters for Resilience”
報告2
上山眞知子 Kamiyama Machiko 山形大学地域教育文化学部 教授
心理社会的支援とレジリエンス
“Psychosocial Support and Resilience”
コメンテーター天童睦子
Tendo Mutsuko 宮城学院女子大学一般教育部 教授
指定討論者
宗片恵美子 Munakata Emiko 特定非営利活動法人イコールネット仙台 代表理事
八幡悦子 Yahata Etsuko NPO法人ハーティ仙台 代表理事
伊藤仟佐子 Ito Chisako 子育て支援施設・のびすく仙台 館長
一條玲香 Ichijo Reika 東北大学大学院教育学研究科 博士課程後期
司会・通訳 天童睦子・J. F. モリス
主催 宮城学院女子大学 国際文化学科
協賛 宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所
協賛 同大学共同研究「女性・子どもと地域」研究ネットワーク(WAC)
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