7月27日(土)に、大学院 健康栄養学研究科2年生の修士論文中間報告会を開催しました。今年度は以下のテーマで、20分間のプレゼンテーションを行いました。
◇阿部晃子さん
「消化管狭窄を認めるがん患者における消化管狭窄食の有用性に対する検討」
◇原田亜依さん
「女子大学生における咀嚼能力の現状と食事・体組成・運動との関連について」
報告終了後、参加していた学内外の教員等から次々と研究目的の明確化、研究課題の内容や観察・統計解析方法等の質問や意見がありました。大学院生は、自分の考えやこれまで研究した内容について丁寧に説明するとともに、論文における今後の課題を再確認していました。
中間報告会の後は、本研究科の教員で医師の緑川早苗先生より「がん検診について」をテーマにご講演いただきました。講演では、がん検診の医学的知見や過剰診断の不利益について解説いただき、大学院生や教員の研究における貴重な情報を得ることができ、大変有意義な学びとなりました。
今回は学部4年生も参加しました。修士論文中間報告会や講演は、本研究科の研究教育内容や姿勢を理解してもらうよい機会となりました。