修士論文発表会を開催しました[大学院健康栄養学研究科]

2022年3月3日に、修了生2名による健康栄養学研究科修士論文発表会をZOOMによるオンラインにて開催しました。

研究科2年・内田真由さんは「若年女性の低ヘモグロビン濃度と運動能力の関連」というテーマで、大学生の血中ヘモグロビン濃度を調べ、月経や運動能力との関係について研究しました。同・杉田詩織さんは、「小学校における保健教育のカリキュラム開発-食物アレルギーに焦点を当てて-」と題し、養護教諭の立場から食物アレルギーの授業を行い、“食の多様性”という観点から小学校のカリキュラムを検討しました。

この日は大学院生と学部生併せて9名の皆さんが参加し、発表後にはたくさんの質問が挙げられ、有意義なディスカッションの時間となりました。
また、初めて大学院生の研究発表を聞いた学部生の皆さんからは、「研究過程やスライドのまとめ方、アンケート調査の大変さがわかった」「研究内容に共感し、大学院生の学びや研究にあこがれを感じ、自分も素敵な発表がしたいと思った」「どうして大学院に進学したのかきっかけを教えてほしい」といった声が聞かれ、研究や大学院への興味が高まった様子がうかがえました。
研究科1年生からは、「自分たちの研究に大いに参考になった」との感想が述べられ、先輩たちの努力を間近で見てきた分、身の引き締まる思いを抱いていたようです。

お二人が、この大学院での研究経験を胸に社会でも活躍されることを期待しています。