6月1日、河北新報社レクチャーが行われました。
昨年に引き続き2回目となったこのレクチャーは、1年生の「基礎演習」受講者を対象に、新聞を紙で読む面白さと意義を知ってもらおうと、開催されたものです。
講師は、河北新報社の砂金慎さんと大槻俊順さん。
レクチャーではまず、河北新報ならではの地元密着型の紙面づくりや、新聞というメディアの現代社会での位置づけについて理解を深めてから、紙媒体での新聞特有の、情報の「一覧性」を、紙面の「パラパラ読み」を通して体験しました。
そして、気に入った記事をひとつ選び出して隣のクラスメートと意見交換をするワークのコーナーでは、一人一人がみな違う記事に興味を持っていることが分かるなど、コミュニケーションツールとしての新聞の有用性にも見えてきました。
実家住まいで新聞を取ってはいるものの、自分で開いて読むことはしない、という人も、一人暮らしでそもそも家に新聞がない、という人も、紙で読む新聞の価値に触れた80分。 紙媒体の価値を再発見する、盛りだくさんのレクチャーでした。