森雅彦先生の最終講義が行われました

2019年1月24日、今年度末をもって定年退職を迎えられる森雅彦先生の最終講義が講義館C302教室で開講されました。森先生のご専門は西洋美術史、特にイタリア・ルネッサンスに焦点をあて、長く研究を続けてこられました。最終講義のタイトルは「美術史というメチエ」でした。現在、フィレンツェのアカデミア美術館に所蔵されているパストレリーナのピエタ像を取り上げ、美術史研究の緻密さと広がり、美術史研究における「誤り」や「間違い」の意義について、時にユーモアを交えながらお話しされました。現地(イタリア)に赴いて撮影された貴重な写真が数多く紹介されるなど、西洋美術史の旅に酔いしれる90分でもありました。

講義終了後、学生から花束贈呈が行われ、本最終講義を締めくくりました。