本学の学芸員課程では3年次の実習で一眼レフフィルムカメラを扱います。現在では、デジタルカメラやスマートフォンのカメラが主流で、ほとんどの学生はこの実習で初めてフィルムカメラに触れることになります。シャッタースピードや、光の取り入れ方などを試行錯誤しながら、学内の風景や人物の撮影に取り組みました。
この授業のもう一つの大きな取り組みは、「組写真」です。テーマを決めたら5枚の写真を一つの作品として展示します。展示する際に「何を伝えたいか」を明確にするという課題は学芸員として必要なスキルです。
またこの実習では写真を撮るだけではなく、展示するまでの過程も学ぶことができます。