2023年度学芸員課程シンポジウムを開催しました

7日22日(土)は2023年度学芸員課程シンポジウムの開催日でした。実習生は「2023年(令和5年)4月の博物館法改正と博物館の在り方」をテーマとして掲げ、4月から準備を重ねてきました。

実習生による学生発表とゲストの會田容弘先生のご講演に続く第二部では、登壇した学生の司会のもと會田先生、パネラーの大平先生だけではなく、会場の聴講者を巻き込んでデスカッションが行われました。最後に會田先生が「構造的な問題を個人が解決するのは難しい。だが利用者自身が、どのような意識で博物館と関わっていくのかを考えていくことが大切だ」とまとめて、シンポジウムは無事に閉幕しました。

 

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※飾られているだるま絵は、會田先生のご講演のなかでも取り上げられた明治時代の帝国博物館総長・九鬼 隆一筆

今回のシンポジウム開催にあたり取材に協力していただきました博物館の皆さま、講師としてお越しいただきました會田容弘先生、そしてご来場いただきました皆さまにこの場を借りて心より感謝申し上げます。