来月に控えた「2022年度 博物館実習生写真展」に向けて準備が始まり、学芸員課程の実習生はゴールデンウィークの期間中にポスターの制作を行いました。今回はその中の作品数点を工夫した点とともに紹介します。
日本文学科 M・Eさんの作品はステンドグラスのような青い色が印象的な作品です。セロハンを覗くと大学のシンボル「帽子の像」が見られます。
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●工夫した点
カメラや展覧会の情報は遠くからでも目立つように色を変え、それ以外はできるだけ色味を抑えた構図にしました。カメラは撮影した写真をアプリで白黒の線画に変え、その後レイヤー機能で色を塗り直しました。
右側の青セロハンは遠くから礼拝堂のステンドグラスを眺めているイメージで作成し、近くに近づいた際にはカメラのフィルムとしても見えるよう裏に写真を貼りました。写真は大学入口の像です。
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白い葉とリボンは宮城学院女子大学の校章をイメージして描いたそうです。
日本文学科 S・Aさんの作品は、和柄の折り紙が川のような美しい曲線を描いている作品です。柔らかな雰囲気が目を引きます。
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●工夫した点
折り紙をわざと千切り不規則な形にしてから貼ったことと、なるべく色味が重なることがないようにした点です。
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実習生が作成した個性あふれるポスターは、学内に掲示されます。ぜひご覧ください。
なお、写真展は下記の日程で行われます。
「2022年度 博物館実習生写真展」
会期:2022年6月13日(月)~17日(金)
開催時間:9時00分~16時30分
会場:講義館609教室
主催:宮城学院女子大学 学芸員課程
※学内者限定
実習生一同、皆様のお越しをお待ちしております。