2022年度シンポジウム「記憶する、伝える」を開催します

東日本大震災・津波の被害から10年以上の時間が経過し、記憶の稀薄化が指摘される一方、記憶を継承しようという試みもまた、様々に行われています。

博物館等諸施設では、災害に焦点を当てた展示が行われる一方、災害そのものを伝え、将来に備えることに特化した施設の開館や、災害そのものを視覚的にとらえることができる震災遺構の一般公開も各地で進んでいます。しかし、そこには、10年、20年という時間経過とともに現れてくるであろう多くの課題、問題が内在していると考えられます。

本学学芸員課程では、震災から10年を経過し、改めてこの甚大な被害を及ぼした自然災害を、50年、100年後の人々にいかに伝え、再び起こるであろうその日に、被害を最小限に抑えるべく、博物館等諸施設が今後どのような役割を果たすことができるかを考える場を設けたいと考え、3年ぶりに来場者を招いて開かれる本学大学祭に合わせ、シンポジウム「記憶する、伝える」を開催することといたしました。
皆さまのご参加をお待ちしております。

2022年度学芸員課程シンポジウム
「記憶する、伝える」

とき:
2022年10月15日(土)
12時30分~16時00分(開場12時00分より)

ところ:
宮城学院女子大学
C201教室

講演者:
佐川正敏氏(東北学院大学)
長島榮一氏(仙台市教育委員会)
山内宏泰氏(リアス・アーク美術館)

備考:
入場料不要
大学祭期間中での開催のため下記より来場予約をお願い致します。
大学祭の来場予約を開始しました | 宮城学院女子大学 (mgu.ac.jp)

20221015_学芸員課程シンポジウムチラシ

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