2019年06月10日放送 1回

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放送音源です。画面は切り替わります。

ラジオをお聞きのみなさんこんばんは!
「宮城学院女子大学 食品栄養学科」で管理栄養士を目指す私たちが、食べ物や健康に関する話題を取り上げ語り合うこの番組、先輩から引き継ぎ、今年で12年目になります。
食や健康にかかわる情報に加え、私たちのキャンパスライフも紹介していきます。
堅苦しくない、わかりやすい女子大生が作る教養番組を目指します。応援してください。

1回目を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ4年の吉田望海です。
出身高校は岩手県高田高校です。今日は「今、一番食べたいもの」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方々です!
4年の佐々木李菜さんと3年の山崎静流さんです。
そして番組のコメンテーターはお馴染み、大学の先生の正木恭介先生です。
本日はこの4人でお送りします。

それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「課外活動」について語らいます。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、泉区の食、健康にかかわる情報を紹介する「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーとみなさんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!何でもアンサー」のコーナーをお届けします。
fmいずみのスタジオからお送りします。どうぞ30分間お付き合いください。
この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネットの提供でお送りいたします。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は3年の山崎静流さんに「課外活動」について紹介してもらいます。よろしくお願いします。

今回は「課外活動」についてお伝えしたいと思います。私は1年生の冬から2年生の終わりにかけて江戸時代の食を再現するというテーマで課外活動を行ってきました。この活動は宮城県の南西部に位置する七ヶ宿町で私と同級生の子と2人で行いました。活動日は長期休みの前後に七ヶ宿町へ出向き活動を進めてきました。

私はサークルに所属しておらず課外活動やボランティアにたくさん参加しよう、と思っていました。そんなときに江戸時代に食の再現に興味がある人を募集しているというお話を聞きこの活動に参加しました。
この活動を始めた当初は軽い気持ちで始めました。しかし、実際にやってみると昔の料理についての資料を探すのは予想よりも大変でした。図書室でひたすら江戸時代の料理を調べたり日本文学科の先生にお話しを聞かせていただいたりしました。

なぜ日本文学科の先生にも話しを聞いたかというと、その土地によって収穫できる食材が違ってくるからです。食材によっては調理の方法も変わってきます。みなさん江戸時代と聞いてどのような食事を思い浮かべますか?

この活動を具体的にお話しすると、今から約200年前の江戸時代に七ヶ宿町ではどのような食事が食べられていたのかを昔の資料を基にして再現料理をする活動です。実際に再現した料理はある1日の朝食、昼食、夕食、の3食です。毎食和食が中心で白ご飯、汁物は必ず食べられていました。汁物は味噌で味付けしたものが多く今と比べて具がたくさん入っていました。味噌汁だけでなくハマグリを具にしたすまし汁も飲まれていました。品数はどの食事も5品揃っており彩りもありました。おかずは肉よりも鮭やスズキなど魚が多く食べられていました。調理法はシンプルに焼き魚にしていました。私は煮る調理の方法がほとんどだとだと思っていたので驚きました。

この活動は七ヶ宿町の歴史や文化を紹介している水と歴史の館の館長さんやプレシード株式会社の社長さんなど他にもたくさんの方々に協力して頂きました。献立の内容は当時の文献が見つかったためその献立に書かれている料理を読み解いて料理を再現しました。ですが献立といっても大根、ごぼう、胡麻どうふ、かも、せりのように食材だけが書かれているものでした。そのためこれらの食材を焼くのか煮るのかそれとも茹でるのかという調理法を調べるのに苦労しました。
また、私が驚いたのは再現料理のなかで高級食材である「あわび」を使った料理が食べられていたということです。再現したのはある1日に過ぎないので決して毎日食べられていたというわけではないのですが「あわび」というのは予想外でした。この江戸時代の食の再現を通して七ヶ宿町の文化や歴史に触れることができとても有意義な活動ができました。食事にはその土地柄が映し出されるのではないでしょうか。江戸時代の食事にも興味を持ってみませんか?

ありがとうございました。私も江戸時代の食事を再現してみようと思います。
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は山崎静流さんに「課外活動」について紹介してもらいました。
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、吉田望海の選曲で、GReeeeNの「夢」です。
私は、現在、就職活動まっただ中です。気持が折れそうな時、頑張りたいとき応援してくれるのがこの曲です。それでは、お聴きください。
~♪~
お届けした曲は、GReeeeNで「夢」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
さて、次は「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーです。
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
また、いずみ絆プロジェクトで活躍している大学生の活動も紹介していきます。
1回目のレポーターは佐々木李菜さんに担当していただきます。それではよろしくお願いします。

今回は、地下鉄泉中央駅より車で5分、アイスリンク仙台に隣接する、
「MIFA Football Park仙台」をレポートいたします。
MIFA Football Park仙台では、フットサルという競技やソサイチという競技を行うことができる施設となっています。
私は高校時代女子サッカー部に所属しており、現在はサッカーやフットサルをすることが私の趣味です。
こちらの施設は、私自身、友人と利用させていただいており、多くの人にMIFA Football Park仙台の魅力について知っていただくため、今回取材させていただきました。

まず、サッカーをご存知の方は多いと思うのですが、フットサルやソサイチという競技はご存知でしょうか?
フットサルは、サッカーよりもバスケットボールに近い競技だと感じます。
フットサルのコートは、サッカーのコートの約1/8という狭いなか、5対5で行われます。

狭い分、攻撃と守備の切り替えが早く試合展開はスピード感にあふれています。
そして、サッカーよりも得点のチャンスや味方同士の連携によってゴールが多く生まれやすいスポーツです。公式での試合は前半、後半それぞれ20分で行われます。

攻守の切り替えが早いので、運動量はサッカーより多く感じますね~コートが狭いので相手との距離が近くなり、瞬時に判断する力も必要になるのがフットサルです!
ソサイチという競技は、南米発祥の7人制サッカーです。ポルトガル語で「社会・社交的・共同体」等を意味する「SOCIETY(ソサイチ)」が語源とされています。(日本ソサイチ連盟より)
当施設では、フットサルコートを3面繋げたコートで行い、8対8で試合を行います。
ソサイチでは、フットサルの素早い攻撃・守備の切り替えと、サッカーのダイナミックかつスピーディーな展開がうまれるという、サッカーとフットサルの良いところを掛け合わせたスポーツです。
公式での試合はフットサルと同様に前半、後半それぞれ20分で行われます。
ソサイチではサッカーで使用される5号球の大きさで、フットサルで使用されるボールと同じ軽さという、はずみにくい特殊なボールが使われているのも特徴の1つです!

ここからはMIFA football park仙台の特徴やこだわりについて取材させていただいたことをまとめました。
こちらの施設は屋根付きの全天候型コートで、雨の日でもフットサルを楽しむことができます。
また様々なカテゴリーでの個人で参加できるプログラムを開催しています。個人フットサルでは、誰とでも楽しくつながっていけるように、ご自身の目的に合わせたプログラムをお選びいただくことができます。

とにかく試合を楽しみたいという方はエンジョイというカテゴリー、フットサルの基礎基本をしっかり学びたいという方にはクリニック形式のカテゴリーなどがあります。
未経験者や女性なども気軽に参加できる点も魅力の一つだと思います。

個人参加での利用料金は、フットサルのクリニックで1200円、フットサル、ソサイチそれぞれのエンジョイコースでは1100円となっています。
個人参加のほかに、フットサルコートの予約もでき、サークル等での利用も可能となります。
会員は、平日9時~19時の間で1時間6480円、19時から24時は1時間8640円となっています。土日祝日は9時~24時の間で1時間8640円となっています。

イベントとして、隣接するバーベキュー場「WILDBEACH」様との連携により、2時間フットサルをお楽しみいただいた後、BBQをお楽しみいただくことができる「フットサル&BBQプラン」や1泊2日でフットサルとBBQ、夜はみんなでテント泊が体験できる「合宿プラン」が行われるなど、MIFA Football Park仙台でしか味わうことのできない魅力があります。

さらに毎週土曜日、日曜日の朝8時から10時は「MIFA Weekend Free Park」として、地域の子どもたちや親子を対象にコート3面を無料で開放しています。ボールやビブスも無料でお使いいただけるそうで、親子での練習はもちろん、子ども同士が声をかけ合って集まりミニゲームが始まるなど、子どもから大人まで、フットボールを通じたコミュニケーションが生まれています。

また、施設職員の皆様は、運営にあたってボールを通じたコミュニケーションづくりのための環境づくりや、季節や気温に合わせた空間を提供するように心がけているそうです。
実際に利用していても、職員の皆様はとてもフレンドリーで、常に場を盛り上げてくれる雰囲気作りで、楽しく体を動かすことができると感じています。

皆さん、MIFA Football Park仙台の魅力は知っていただけたでしょうか?
フットサル未経験の方も、経験者の方も、ぜひMIFA Football Park仙台に訪れてみてください。
最後に、取材をこころよく引き受けていただいたMIFA Football Park仙台の職員の皆様ありがとうございました。

ありがとうございました。雨の日でもスポーツを楽しめるのはいいですね!フットサルの経験が無いので今度、フットサルにチャレンジしてみたいと思います。
今回の泉区いいとこ大発見Part3では、佐々木李菜さんにレポートしていただきました。来週もこのコーナーをお楽しみに。以上、「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーでした。
さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、私、吉田望海が解決させていただきます。
「ビスケット、クッキー、サブレ、見た目は同じだけど何か違いはあるのですか。教えてください」という質問をいただきました。

Q みなさんはこの3種類について違いがわかりますか?
日本には『一般社団法人全国ビスケット協会』があり、日本でのそれぞれの違いはこの協会が定めています。
「クッキー」は、アメリカから伝わってきた焼き菓子の名前で、アメリカではサクッとした食感のお菓子の総称として呼ばれています。
日本では「糖分と脂肪分が全体の40%以上」のもの、とビスケット協会が公正競争規約(事業者団体が自主的に設定する業界のルール)として定められています。
「ビスケット」は、イギリスから伝わってきた焼き菓子の名前で、イギリスでは小麦粉で作られたお菓子の総称です。保存食として日持ちを良くさせるために1度焼いたパンを2度焼いたことが「ビスケット」の始まりと言われています。
日本では「糖分と脂肪分が全体の40%未満」のもの、と公正競争規約で定められています。
「サブレ」は、フランスから伝わってきた焼き菓子の名前で、フランス語で「砂」という意味を持ちます。
「サブレ」は、小麦粉に対してバターやショートニングがより多く使用されているため、他の2つよりもさっくりとした食感の焼き菓子のことを言います。

このように定義はされていますが、国によって違ってきます。
アメリカでは 焼き菓子を「クッキー」、パンのような厚みがある焼き菓子を「ビスケット」、塩味の焼き菓子を「クラッカー」と呼んでいます。
イギリスではパンのような厚みがある焼き菓子を「スコーン」と呼んでいます。つまり、アメリカの「ビスケット」とイギリスの「スコーン」は同じものをさしています。

みなさん、どうですか。
初めて聞いた方もいるともいます。
自分が今まで食べてきたお菓子はクッキーだったのか、ビスケットだったのか、サブレだったのか気になりませんか?
見た目は全部似ているので、同じお皿に並んでたらわからなくなると方もいる思います。
これから食べる機会があったら、これはどうだろう?とちょっと考えながら食べてみてください。

以上、「解決!なんでもアンサー」今回は私、吉田望海が「ビスケット、クッキー、サブレの違い」について解決させていただきました。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』

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