2019年09月30日放送 17回

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放送音源です。画面は切り替わります。

本日は、4年三浦由子さん、3年泉屋彩映子さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは私、3年赤平りほこでお送りします。今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の赤平りほこです。出身高校は宮城県多賀城高校です。先日、秋分の日を迎えて、季節はすっかり秋ですね。秋といえば食欲の秋、読書の秋など、様々な秋がありますが、今日はスポーツの秋に注目して「得意なスポーツは?」をテーマに自己紹介させていただきます。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は4年の三浦由子さんに「食品栄養学会委員」について紹介してもらいます。よろしくお願いいたします。

毎年新学期になると、クラス委員や係などを決めるのですが、今年の春に私は食品栄養学会委員に入ることにしました。
Q.皆さんは食品栄養学会がどんな活動を行っているかご存じですか?
食品栄養学会は、食品栄養学ノートの作成や、大学内外でのイベントの企画・運営などを行っています。食品栄養学ノートとは、宮城学院女子大学 食品栄養学科の学生が1年間を通して行ってきた学習や活動をまとめたもので、栄養学会で毎年作成しています。内容は、各研究室の紹介や大学で行われたイベント、学外実習や卒論についてなど、盛りだくさんな内容となっています。また、大学内外でのイベントとして、今年の学内企画は学外から講師の方をお呼びしたバレトン体験を現在計画中です。学外企画はすでに終わってしまったのですが、宮城県塩釜市にある塩釜市魚市場の見学を行いました。

Q.みなさんは過去に栄養学会の企画に参加したことはありますか?
私は先日、学外企画である塩釜の魚市場見学に行ってきました。(9/9)塩釜市魚市場は、生鮮マグロの水揚げ基地として全国的に有名な市場で、なんとマグロの水揚げ高が全国1位を誇る市場となっています。なかでも秋口から初冬にかけて水揚げされる塩釜のメバチマグロで、「鮮度」「色艶」「脂のノリ」「うまみ」が良質なものは「三陸塩釜ひがしもの」というブランド名がつけられ、高く評価されているそうです。メバチマグロの名前の由来として、目玉が大きいことがその理由だそうです。
今回私が見学したのは、市場の敷地内にある「おさかなミュージアム」という施設で、ここでは塩釜の歴史や漁業、加工業について、体験しながら楽しく学ぶことができます。場所は塩釜仲卸市場から徒歩5分なので、市場や食堂とセットで行くことができ、充実した一日を過ごすことができそうですね。
施設内では、時間帯にもよりますが、実際の競りや水揚げを2階から見ることができます。私が訪れたのは10時頃でしたが、実際に見学することができました!もし実際に見学することができなくても、過去の市場の様子を映像で見ることができるスペースがあるので、遠方から来る方でも安心ですね。
また、「塩釜 旬の魚コーナー」があり、実際の魚を型どって作られた実寸大の魚のサンプルが数多く展示されていました。法被や長靴の貸し出しも行っているので、雰囲気もでますし、私も実際に魚のサンプルを持って友達と記念撮影をしてきました!
他にも、まぐろパズルやバーチャルお寿司コーナー、漁に関する展示など、子供から大人まで楽しめる展示が数多くありました。

「おさかなミュージアム」を見学した後は、施設内の別棟にある調理室に移動し、目の前でメバチマグロの解体を見学させていただきました。その大きさはなんと50キロ!(正味30キロ)迫力はもちろんですが、鮮度抜群で色艶や脂ノリも良く、職員の方も絶賛していました。その後、さばいていただいたマグロを使って、自分たちで海鮮丼やお寿司、照り焼きなどに調理し、職員の方特製の塩釜汁と一緒にいただきました。なかでも、平本先生オススメの血合いの味噌漬け炒めは、血合い独特の生臭さがなく個人的に新しい発見ができました。
職員の方のわかりやすく楽しいお話をお聞きしながら、大変貴重な体験ができ、魚を食べることがより好きになりました。みなさんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は4年の三浦由子さんに「食品栄養学会委員」について紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫
~♪~

次は「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーです。
第17回のレポーターは3年の泉屋彩映子さんです。よろしくお願いします。今回は「café&bar Loop café」というお店をレポートさせていただきます。こちらのお店は八乙女駅から徒歩3分のゲオの2階にあります。
私は色々なカフェに行って美味しいものを食べるのが大好きなので、おしゃれなカフェがあると友達におすすめされてからずっと気になっていたLoop café、この機会に取材に行ってきました!実際に入ってみると私も他の人にお勧めしたくなるような素敵なお店だったので、オーナー様からお話を伺ってきたことをもとにご紹介させていただきます。

Q皆さんは音楽を聴くことはお好きですか?
こちらのお店はオープンしてから今年で17年目の、音楽を重視したカフェになっています。

店内では雰囲気に合わせてアップテンポなものやモダンな音楽が流れており、ゆったりと過ごせるとても心地よい空間でした。
このCafé&bar Loop caféという店名には音楽を通じて男女も年齢も関係なくつながってほしいという思いが込められているんです。
そのためLoop caféでは弾き語りのライブや様々なイベントを地元の方々と一緒に、幅広い年代にわたって行っています。
今度のイベントではボイスパーカッションの対決を行うそうですよ。
また、レコードの販売も行っているため、県外からのお客様も多いそうです。
Loop caféでは新しいお客様やお1人様で来る方、ちょっと心が疲れてしまった方などの居場所になれるようなお店を目指しています。
店内は暖かい色味の照明に照らされ、ゆったりくつろげるソファーやカウンター席があります。
いつも来るお客様の中にはアンプやギターなどの楽器やひよこのぬいぐるみグッズ、テレビやゲーム機などをお店に置いて行く方もおり、お客様と一緒にお店を作っているようなあたたかみのある店内となっています。
お店のおすすめメニューはオープン当初から提供しているナシゴレンとタコライスです。
今はやりのタピオカドリンクも提供しており、習い事帰りの小学生がよく飲んでいくそうです。

Q皆さんはお酒好きですか?
お店はcafeだけでなくバーとして夜まで営業しているため、お酒の種類も充実していました。大衆居酒屋では出会えないような珍しいお酒がたくさんあり、思わず昼間から色々なお酒を飲んでみたくなりました。
また、生のクラフトビールも売りにしており、フルーティーな味わいでビールが苦手な人でも飲みやすいそうなので、おいしくビールを飲みたい方にお勧めです。
ワッフルやスコーン等のスイーツもあり、人気が高いそうです。
その他ご飯ものやピザやパスタ、サラダ、クリームチーズの生ハム巻き等フードメニューも充実しています。
実際にお店に来たからには何か食べて帰りたいと思い、どれもおいしそうなメニューがたくさんで迷いましたが、今回は、毎日日替わりで作る本日のスコーンとタピオカドリンクを実際に頂いてきました。
スコーンはとても良い香りでサクサクほろほろ、ブルーベリーのアクセントがとてもおいしかったです。
タピオカドリンクはもちもちなタピオカと程よい甘さのドリンクでLoop caféのロゴ入りケースがとてもかわいかったです。
営業時間は10月から変更になり、日曜日と火曜日から木曜日は12:00~24:00まで、金曜日・土曜日は12:00~25:00までの営業となっています。定休日は月曜日です。
音楽を通して様々な人とつながり、時間帯によって違った楽しみ方ができるLoop café
気さくで明るいオーナーとかわいいひよこがあなたを待っています。泉区に来た際はぜひお立ち寄りください。
最後になりますが、オーナー様、取材を快く引き受けて下さりありがとうございました。

以上、「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナー。今回は3年の泉屋彩映子さんに「café&bar Loop café」を紹介してもらいました。

 

さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、私、赤平りほこが解決いたします。
今回はペンネーム「宮城生まれ、栃木育ち」さんから「ずんだの名前の由来って何?」という質問をいだきました。そこで今回は私、赤平りほこがお答えします。

私たち宮城県民にはずんだ餅で馴染み深いですし、最近では、テレビでも紹介されたずんだシェイクとして、全国でもずんだを知る人が増えてきたような気がします。
しかし、確かに名前の由来について知っている方は少ないのではないでしょうか。皆さんはなぜずんだというか知っていますか?
まず最初に、ずんだについて紹介します。
ずんだとは、枝豆をすりつぶして作られるペースト状のものをいいます。私たちがよく知っているずんだ餅のほかにも、和え物など、東北地方では様々な郷土料理に使われます。
また、先ほど紹介したずんだシェイクやずんだパフェなど、スイーツに用いられることもあります。

Q私は団子と言ったら絶対ずんだ団子を食べるのですが皆さんはずんだは好きですか?
やはり、ずんだは美味しいですよね。
また、一般的にずんだは「す」に濁点がついたずんだ、という表現が一般的ですが、「つ」に濁点をつけた「づんだ」と表現したり、「じんだ」、「じんだん」、「ぬた」と呼ぶ地域もあり、表現の仕方は地域によってさまざまです。
では次にそのずんだはなぜ、ずんだ、と呼ぶようになったのかについて紹介します。
名前の由来については様々な説がありますが、今回はその中から2つ紹介します。
一つ目の説はずんだを作る際のある作業から来ています。
今では、ミキサーなどを使い、簡単に枝豆をペースト状にできますが、昔はそのような道具がなく、手作業で作っていました。
その際、枝豆をすりつぶしてペースト状にしていたのですが、枝豆をはあまり柔らかくないため、すりつぶす前に、枝豆をたたいて粉々にする必要がありました。この作業を「豆を打つ」と書いて、「ずだ」といい、ずんだと呼ぶようになったといわれています。
二つ目は、宮城県の有名なあの武将が関係しています。
〇〇さん、どなたかわかりますか?
そうです。伊達政宗です。その伊達政宗が出陣の時に、陣太刀(じんだち)と呼ばれる道具で枝豆をすりつぶして食べていたことから、「じんだち」から取って、じんだ、となったといわれています。先ほども説明した通り、ずんだを「じんだ」と呼ぶ地域もあるので、ずんだの名前の由来の一つとして考えられています。
他にも様々な説があるので、気になった方は調べてみてください。
もし、ずんだを誰かに紹介することになったら、名前の由来のこともぜひ併せて紹介してみると面白いと思います。

以上、「解決!なんでもアンサー」私、赤平りほこが「ずんだの名前の由来って何?」について解決いたしました。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』