2019年09月23日放送 16回

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放送音源です。画面は切り替わります。

本日は、4年菅野優衣さん、3年三浦京乃さん、コメンテーターは横山さん、蘓武さん、メインパーソナリティは私、3年玉川萌加でお送りします。出身高校は宮城第一高等学校です。
暑い夏も終わり、もうすっかり秋ですね。秋といえば、「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」などとよく言いますよね。今日は、その中でも「スポーツの秋」にクローズアップして、「好きなスポーツ」をテーマに自己紹介させていただきます。
私の好きなスポーツはサッカーです。高校時代サッカー部に所属していたこともあり、サッカーをするのも観戦するのも好きです。日本代表の試合などをよく観戦します。基本ルールも簡単で、制限時間も決まっているのでいつも見入ってしまい、終了時間が近づくにつれてハラハラドキドキしてしまいます。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は私、玉川萌加が「公衆栄養学臨地実習」について報告します。
私は仙台市若林区保健福祉センターで1週間、臨地実習を行ってきました。公衆栄養は、地域に住む住民の方の健康の保持・増進と疾病の予防を目的に、人の健康をめぐる問題を栄養相談や料理教室などの地域活動により解決する実践的な領域のことです。
まず、若林区の保健福祉センターは、保健所の業務と市町村保健センターの業務の両方を行う仙台市の施設です。保健所は地域住民の方の健康の保持増進に関することがらについて、企画・調整・指導やこれらに必要な業務を行います。保健福祉センターは、住民の方々に対して、健康相談・保健指導やその他地域健康に関して必要な業務を行います。区の保健福祉センターは、保健と福祉の一体的・総合的なサービスを区民に対して提供し、健康づくりや母子保健などの市民に身近な保険事業を行っています。
実習は、保健福祉センターで働く管理栄養士の方々の業務についての分野ごとの講義や、幼児健診の見学、健診に来た2歳6ヶ月児の保護者に向けての集団指導などを行いました。
講義では、どのような事業を実際に行っているのかなどについて学びました。その中でも、何か講演会などを行う際は場所の確保なども栄養士の業務だということにとても驚きました。
見学は、1歳6ヶ月児健診・2歳6ヶ月児歯科検診・3歳児健診・母と子の健康相談の4つの事業を見学させていただきました。なかなか幼児と関わる機会がない私にとって、今回の実習中の見学はとても新鮮で、1年経つだけで、子どもはこんなも成長し、言葉が話せるようになるのか·····。と非常に驚きました。栄養相談の相談内容は、お子さんの好き嫌いや離乳食について、ご飯を食べないなどの質問が多くありました。栄養士の先生方は、質問をくださった保護者の方の普段の食生活などを聞き、それに合わせてアドバイスをしていました。そのような指導は、いつもの生活に少しの工夫を行うとすぐにできるようなものばかりでした。このような指導が住民の方に寄り添った指導に繋がるのだと見学を通して学ぶことができました。また、ひとつの健診を行うには、管理栄養士をはじめ、医師・歯科医師・歯科衛生士・看護師・保健師・心理判定員など様々な職種の方が関わってはじめて成り立ちます。そのため、健診前後にカンファレンスを行い、情報共有をしていました。チームで住民の方々の健康のために協力し合うため、コミュニケーション能力も必要だと実感しました。
また、2歳6ヶ月児歯科検診の際に集団指導をさせていただきました。
みなさんは人前で話をするのは得意ですか?
私は苦手な方で、いつも緊張してしまい本番に練習の成果が発揮できません。ですので、なかなか指導をする機会がなく発表が苦手な私にとって、今回の集団指導はとても学びのあるものでした。原稿からていねいに指導していただき、どのような意識をして工夫すれば、相手に伝わりやすい文章の書き方や発表の仕方になるのかを学ぶことができました。何度もリハーサルを重ね、発表は成功しました。しかし、練習や本番を通して、自分の今後の課題がたくさん見つかりました。今後は、その課題のために場数を踏んでいきたいと思います。そのためにもこのラジオにももっと力を入れていきたいと思います!
実習を通して、保健福祉センターでの管理栄養士の業務は多岐に渡っており、住民の方々の健康の保持増進のために様々な形で携わることができるのだと学びました。
実習で学んだことを今後の学生生活や将来に活かしていきたいです。
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は私、玉川萌加が「臨地実習」について紹介しました。
≪音楽タイム≫
~♪~

さて、次は「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーです。
第16回のレポーターは3年の三浦京乃さんです。よろしくお願いします。
はい。今回は、仙台市泉区南中山にあるイオン仙台中山店さんの環状線を挟んで向かい側のビル3階「アイリス整骨院」を紹介させていただきます。
私は小中高と陸上競技をしていました。腰や足をよく痛めることが多かったのですが、そんな時は、週に2回は整骨院に通っていました。このように腰痛など、体の不調を感じたとき、「整骨院」にお世話になったことがある方、かなり多いのではないでしょうか。今回取材をさせて頂いたアイリス整骨院の特徴や治療についてなどたくさん聞いてまいりましたので、このラジオを聞いたそこのあなたぜひ一度行ってみてください。
こちらの整骨院の特徴は、負傷部位はもちろんその痛みがどこから来ているのか、身体のバランス、骨格の歪みを調整し、根本的な原因に的確にアプローチし、早期回復、復帰を目指しています。一人一人に合った施術を行っており、来店した方皆さんがはやく健康になってもらうためのお手伝いをしています。こちらの整骨院で主に行っている施術は、はじめに身体の歪みをチェックします。骨盤に対しての座り方、左右の足の長さから身体の歪みをみます。
皆さんは座っている時、足を組みますか?
気づくとついつい組んでしまう足ですが、楽なんですけど、心配になるのが骨盤の歪みです。人によって足の組む癖は右だったり左だったりします。私は右足を組むのが楽ですので、左で組むととても違和感があります。そもそも骨盤は、体の要と言われており、上半身と下半身を繋ぎ内臓を受けている大切な部分です。
また男性と女性とでその形状も異なり、赤ちゃんをお腹の中で育てられるよう女性の骨盤は男性よりも横幅が広くて柔軟性に優れた作りになっています。そのため、歪みも出やすいと言われているのです。歪みが出る要因は様々ですが妊娠出産だけでなく、運動不足や姿勢の悪さなどの生活習慣も関係していると言われています。
骨盤の歪みからくる不調は、むくみや冷え性、便秘、O脚やX脚になるといった症状が出てきます。このような症状がある方はもしかしたら骨盤が歪んでいる可能性があるかもしれません。
そもそも骨盤が歪むのはなぜのでしょうか。
1つは先程言いました、足を組むです。足を組むと体幹など筋肉を使わなくても姿勢をキープできるので、組む方が楽だと感じてしまいます。そのせいで体幹が弱くなり、骨盤が不安定になってしまい関節から骨盤がねじれてしまう可能性もあるのです。また脚を組むと左右どちらかに重心が寄り、背骨が傾くことで骨盤を歪ませ、体のバランスを保とうとしてしまいます。そして、主な骨盤の歪みは姿勢の悪さからきます。座り仕事や立ち仕事など長時間同じ姿勢が続くと、背中が丸くなった猫背や腰が反りかえった反り腰になることもしばしば。そのときの骨盤は前傾や後傾した状態になっているので、歪みがどんどん蓄積され常態化してしまいます。
実際に私も施術して頂きましたが、見事に足を組む癖、姿勢の悪さがあり、反り腰になっていました。また、左右の足の長さも違っていました。普段の生活の中でも姿勢が重要になってきます。

アイリス整骨院では、インナーマッスルのらくらくトレーニング略して楽トレを導入しており、複合高周波EMSというものを用いて、鍛えにくい身体の奥の筋肉、いわゆるインナーマッスルをはじめとする全身の筋肉を、楽に、しっかりとトレーニングするのです。インナーマッスルを鍛えると痛み原因の予防、正しい姿勢、軸の安定、関節周りの筋肉のほぐし、シェイプアップなどがあります。施術を行い、痛みを取り、さらに楽トレで、痛みのある身体を痛みの出にくい身体へとしていきます。こちらも体験してきました。お腹の部分をやりましたが、初めは波を打っているようでとてもくすぐったかったのですが、段々と慣れてきました。そして上から触ってもなにも動いていないのです。お腹の中では、波を打っているのにとても驚きました。痛みなどは全くなく、終わった後の筋肉痛がすごかったです。それだけ筋肉が衰えているんだなと感じました。そして、座ってみると姿勢が少し良くなり、目線の位置が変わりました。こんなにすぐ効果を感じられてとても驚きです。この楽トレはアスリートの方も行っているようで、体幹を鍛えるために、スポーツをしている小学生や東北高校などの中高生も訪れるそうです。また、ゴルフをしている横山さんもやっているそうです。楽トレは予約が必要となりますので、電話でぜひ予約してみてください。

アイリス整骨院は平日朝9時から夜の8時まで受付をしています。土曜は朝9時から午後1時までとなります。院長の田代さんはとても優しく、気軽に体の悩みについて相談できる方で、初対面なのにたくさんお話をさせて頂きました。そして、院内はとても明るく、笑いの絶えないアットホームな雰囲気の整骨院でした。皆さんもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
わずかな時間ではありましたがお忙しい中、貴重な時間を割いて取材にご協力いただきました、院長の田代さんに感謝申し上げます。
ありがとうございます。以上、「泉区いいとこ大発見Part3」のコーナーでした。

 

さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、4年の菅野優衣さんに解決してもらいます。よろしくお願いします。
はい。ペンネーム「ラッキーガール」さんからの質問です!
「近年よくスーパーなどで見かけ、お家のご飯にもよく出てくるようになったズッキーニ。ズッキーニの魅力は何ですか?」という質問をいただきました!今回は私、菅野がお答えします。
見た目がきゅうりに似ていることでも知られるズッキーニですが、皆さんズッキーニがどんな野菜の仲間か知っていますか?

実は、ズッキーニはウリ科のかぼちゃ属、かぼちゃの仲間です。かぼちゃを細長くして想像すると少し似ていますよね。ちなみに、きゅうりはウリ科キュウリ属、ゴーヤはウリ科のツルレイシ属でつるがあり、連作障害を生じにくいという特徴があります。
ズッキーニの原産地は北アメリカ南部と考えられていて、16世紀頃にヨーロッパに伝わったかぼちゃが、19世紀後半にイタリアで選抜・改良され、その中からズッキーニが誕生したと言われています。日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からだそうですが、最近は家庭菜園でも人気の野菜の一つとなっています。
農林水産省の統計によると、2000年から2016年の16年間の間にズッキーニの収穫量・出荷量は共におよそ4倍にもなっています。
実際に私の祖母の家でもズッキーニを育てていて、先月帰省した際に、両手いっぱいに抱えるほどの収穫ができました!
そして、何といっても調理方法が多様にある点がズッキーニの魅力の一つだと言えます。 ズッキーニはイタリア料理やフランス料理などでよく使われ、フライや炒め物など、主に加熱調理されることが多い食材です。また、トマトとチーズとの相性は抜群で、野菜煮込み料理の「ラタトゥイユ」も有名ですね!独特の歯ごたえで、加熱するとナスに似た食感になり、じっくり炒めたり煮込んだりすると甘味が増します。
私の家では、よく野菜やお肉との炒め物、カレーライスにも合わせて食べています。
さらに、ズッキーニは生でも食べることができます!加熱料理に使うイメージが強いですが、薄切りにすれば生でも食でられ、塩もみしてから塩昆布とあえたり、塩漬け、浅漬け、ピクルスなどにも利用できます。生食のズッキーニは、皮の柔らかい若いズッキーニがおすすめです。
一般的なズッキーニは、開花後4日~5日の未熟なうちに収穫したものを食用とします。お店に売られているものでよく見かけるものは果皮が緑色ですが、ほかにも黄色いものや丸いものなどバリエーション豊かで、未熟な状態の「花付きズッキーニ」というものもあります。私も丸いものや花付きズッキーニは写真では見たことがあっても、実際に食べたことはないので、ぜひ一度食べてみたいと思いました!

最後にズッキーニの栄養素についてです。多く含まれるカリウムは、利尿効果が高いとされ、高血圧予防やむくみ解消効果があると言われます。ズッキーニの代表的な料理、「ラタトゥイユ」のように油で炒めることによってズッキーニに含まれるカロチンの吸収力がアップし、カロチンは体の免疫力を強化する働きがあるので皮膚や粘膜を強くしたり、風邪の予防にも効果があります。
また、葉酸の効能としては貧血の予防・改善が期待され、ビタミンB群は代謝を促しますためアンチエイジングも期待できます。
その他、期待できる効能として、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、夏バテ防止、抗酸化作用などがあります。
ズッキーニは食品成分表にも記載されていて、カロリーは100g当たり14kcalと、カロヘルシーな食材であるため女性にとっても、嬉しい、おすすめの食材です!

皆さん、ズッキーニの魅力について感じていただけたでしょうか。
ズッキーニは通年で流通していますが、ピークは3~9月と言われています。また、平成28年農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」によるとズッキーニの生産量トップ3は、1位から長野県、宮崎県、群馬県であり、宮城県は全国第9位だそうです。宮城県で1番のズッキーニの産地は栗原市で、最盛期の6月から7月に仙台市場で流通するズッキーニの約8割を占めます。生産量、消費量が増える一方、栽培面積も増え、県内でも家庭菜園でズッキーニを育てる方が増えてきているそうです。
皆さんもぜひ、ズッキーニを毎日の食卓に、様々な料理に使ってみてください!!

ありがとうございます。以上、「解決!なんでもアンサー」今回は菅野優衣さんに「ズッキーニの魅力」について解決してもらいました。

最後に、「ソブシュンベジタブル」のコーナーです。村田町の農家の蘇武さんに、旬の農作物とおいしい食べ方についての紹介をいただきます。蘓武さんよろしくお願いします。
<蘓武さんコメント>
蘓武さんありがとうございました。

本日は、菅野優衣さん、三浦京乃さん、コメンテーターは横山さん、蘓武さん、メインパーソナリティは私、玉川萌加でお送りしました。