教員のリレーエッセイ:日本文学科 助教 小竹 諒

皆さん、こんにちは。日本文学科の小竹 諒と申します。私は図書館情報学を専門としており、主に公共図書館で求められる司書資格を取るための司書課程と、学校図書館で求められる司書教諭資格を取るための司書教諭課程の授業を担当しております。
 
さて、それほど図書館に詳しくない方々とお話しするとよく言われるのが、「図書館は本を借りられるところでしょ」ということです。確かにその通りですが、実は現在の図書館では本以外の様々な資料を利用したり、借りられるようになっています。例えば、音楽のCDや映画のDVDなどを利用することができる図書館も珍しくありません。また、パソコンから新聞記事や雑誌記事等を検索し、実際に記事を見ることができるデータベースも提供されています。これらは企業等が契約しようとすると1年あたり数十万円の利用料を支払わなければ利用することができないものですが、図書館では利用者に対して無料で提供されています。また、近年では物理的な形がある本だけでなく、電子書籍の貸し出しサービスを行っている図書館も増えてきています。
 
サービスの面でも貸し出し以外の様々なものが提供されています。例えば、レファレンスサービスというものがあります。これは図書館員が利用者から質問を受け付けて、それに対して図書館の資料などを探索し回答するサービスになります。国立国会図書館が日本全国各地の図書館におけるレファレンスサービスの事例を集めたレファレンス協同データベースを作成しており、宮城県に関する事例も多く掲載されています。
レファレンス協同データベース
 
以上のように、現在の図書館はただ本を借りられるところというだけではない、様々な資料やサービスを提供する施設となっています。ぜひ皆さんもお近くの図書館を訪れ、どのような資料やサービスが提供されているか一度ご覧になっていただければと思います。
 


本学の図書館もCD・DVD資料を豊富に揃えており、学生たちは館内のブースで視聴することができます。