
12月2日から12月7日までの6日間、英文学科生4名が英語研修施設British Hillsにてインターンシップを行いました。
British Hillsでは日本語の使用が禁止されているため、インターンシップ中の業務や研修はすべて英語で行われました。
学生たちは1日6時間、スタッフとして研修を受け、主にレストラン業務を中心に、お客様や外国人スタッフと英語でコミュニケーションを取りながら実習に取り組みました。具体的には、ビュッフェ全体の流れを確認した後、料理の配膳・片付け、ビュッフェ用の料理や飲み物、カトラリー、テーブルのセッティングを行いました。
また、お客様の案内やホテルレストランにおける接客マナーを学び、最終日には実際のお客様にコース料理を提供しました。

参加した学生からは、価値観や文化の異なる外国人スタッフと協働することが、非常に貴重な経験になったとの声が聞かれました。
英文学科では、今後も学科独自のインターンシップや講演会を通して、学生のキャリア形成を積極的に支援していきます。

以下、インターンに参加した学生の感想です。
■現場で働く方々から、仲間との助け合いやコミュニケーションの大切さを学びました。すれ違う際のアイコンタクトや笑顔といった小さな行動も、相手を思いやる気持ちを伝える重要な要素であると感じました。緊張や不安の中でも温かい言葉をかけてくださったスタッフの皆さんのように、私自身も周囲から信頼され、尊敬される人間になりたいです。
■外国人の方と働くことは初めての経験であり、自分の英語が実際の仕事の場面でどの程度通用するのかを知る良い機会となりました。業務中にはお客様とも英語で対応する場面があり、インターンシップを通して「英語で話そう」とする意識が以前よりも高まったと感じています。社会に出て実際に使える英語を身につけるため、今後も継続して英語学習に力を入れていきたいと考えています。
■料理の提供業務を通して、作業の技術だけでなく、周囲の状況を見て行動する判断力や、お客様の立場に立って考える姿勢が身につきました。ビュッフェでは、お客様の動線や表情に注意を払い、必要な対応を先回りして行うことを意識しました。実習当初は緊張から受け身になりがちでしたが、経験を重ねる中で自ら考えて行動できるようになり、責任感やサービス意識の面でも成長を実感しました。
■私は飲食店でのアルバイト経験があったため、これまでに身につけた接客の知識を活かし、自信を持ってお客様に対応することができました。さらに、スタッフの方々の中で「良い」と感じた仕草や対応を積極的に取り入れることで、自分自身の接客スキルをより高めることができたと感じています。お客様から感謝の言葉をいただけたことは大きなやりがいとなり、今後の就職活動においても、この思いを大切にしながら人と関わる仕事に活かしていきたいと考えています。
