6月11日、英文学科と東北大学 アフリカ・戦略的若手インターンシッププログラムの共催で、コートジボワールのアラサン・ウアタラ大学の博士課程院生、マリ・ウフエ(Houphouet Marie Paule)氏に “Culture et système universitaire de la Côte d’Ivoire” (英: “Culture and University System of Ivory Cost” 日:「コートジヴォアールの文化と大学制度」)という題でお話いただきました。
ウフエ氏は東北大学文学研究科の黒岩卓教授(フランス文学)の招へいで上記プログラムのフェローとして来日され、論文執筆を進めているそうです。
当日の会は大貫隆史教授(東北大学、英文学)が日本に暮らす私たちにとってもアフリカが身近な存在となりつつあることを、最近ご自身で購入されたという楽器ジャンベも披露してお話された後、ウフエ氏がフランス語でお話しし、それを一般教育部の間瀬幸江教授(2026年度開設の英語文化コミュニケーション学科に着任予定)が適宜日本語に通訳するという形で行われました。
ウフエ氏はコートジボワールの食文化やファッション、踊りなどについてスライドを使いながら説明され、首都ヤムスクロの大聖堂の写真を紹介した際には、ステンドグラスの美しさに聴衆からため息がもれていました。
この日はあいにくの雨でしたが、朝からの実施にもかかわらず英文学科生や間瀬教授の「実践フランス語」(全学共通の一般教育選択科目)の受講者ら十数名が参加し、小さな教室は満員になりました。
参加者はウフエ氏が実際に準備してくださったコートジボワールの料理フトゥやアチェケに興味津々な様子で、フランス語、英語、日本語を交えた質疑応答も大いに盛り上がりました。アフリカが一気に身近になった一日でした。