英文学科生 TV「食レポ」に奮闘!

英文学科3年帯刀瑞侑さんは、現在、TVの情報番組に出演しています。現地で収録された自分の「食レポ」の映像を見せながら、スタジオから生放送で情報を伝えています。

帯刀さんに「ことばで伝えること」について聞きました:

 「食レポ」では、カメラの前で初めて食べたものについて感じたことを言わなければなりません。その数分のカットのために事前に店主に取材し、食材について調べ、何時間もかけて準備します。現地収録後も、スタジオからの生放送用に取材のまとめや必要に応じた調査を重ねます。自分が体験し取材したことを、撮り直しのきかない生放送で短時間で簡潔に伝えるためには、まずはその情報を自分のものにしておくことが必要です。ただ、準備万端整えたつもりでも伝えきれなかったということもしばしば起こります。生放送ではたとえ短い話でもわかりやすい結論付けが大事なのです。自分が十分理解したことについて、その内容を全く知らない相手(視聴者)にどう噛み砕いて話せば理解納得してもらえるか。私にとって「ことばで伝えること」への挑戦の試行錯誤が続いています。

 そうしたなか、英文学科の「声と話し方講座」の授業は私に有益なヒントを沢山もたらしてくれます。元アナウンサーの赤間裕子先生の実践的指導は、スタジオの生放送でのことばの伝え方はもちろん、取材相手とのことばのやり取りにも応用でき役立っています。

akama234-2017

英文学科主催・声と話し方講座「面接対策・話し方実践コース」を受講する帯刀さん(手前中央)

赤間裕子先生は本学英文学科卒業生(ホワイトボード前)