10月7日(金)12:10~12:50英文学科OGによる講演会 シリーズ「航空業界②」~キャビンアテンダント編~を開催しました。今回は、JALの国際線キャビンアテンダントとして活躍されている佐藤由紀さんをお招きし、およそ30名の学生が参加しました。
講演会の中で、JALでのキャビンアテンダントの業務内容や求められる能力、大学生時代の就職活動の経験をお話しされました。佐藤さんの大学生時代は、韓国の忠南大学に留学し、Kakehashi Project(外務省推進・国際交流基金主催日米交流プロジェクト)に参加する等、積極的に活動されていました。外国語でのコミュニケーションが求められる仕事で、大学時代勉強していたことが活かされていると感じているそうです。
質疑応答の場面でCAの仕事の大変さについて、「お客様に何を聞かれても応えられるよう、提供される機内食や各国の入国・税関制度等、毎フライトの3~6時間前から勉強している」というお話が印象的でした。お客様の体調管理やクレーム対応等も仕事のうちで、不満を感じさせない伝え方を考えており、CAは想像以上に気を遣う仕事なのだと感じました。
後輩に向けて、佐藤さんは「CAになりたいだけでなく、CAの大変さを踏まえ、どの航空会社に入りたいか、具体的にどういうCAになりたいのか、じっくり考えてもらいたい」と最後に話されました。
講演後に学生の個人相談も行われ、ひとりひとりの相談に応じてくださいました。