10月1日(日)宮城学院女子大学附属生活環境科学研究所公開講演会が開催されました。本講演会では、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所研究員 中潟崇先生を招聘し「運動と健康-身体活動と筋肉と健康の関係について-」をテーマにご講演いただきました。会場のエルパーク仙台セミナーホールには、テーマに関心をもたれた一般参加者の方をはじめ、研究者、学生など53名が参加しました。講演会では、まず、宮城県の健康課題を様々なデータをもとに教えていただき、今、話題のフレイルの定義とその実態、またフレイル予防に欠かせない身体活動、運動のガイドラインについて学びました。また、大人だけでなく子ども時代からの健康づくりの大切さについても学び、こどもたちの遊びが身体活動への影響を与えていることも知ることができました。
会場では、株式会社明治、理研ビタミン株式会社からご提供いただいた、健康食品のサンプルの配布、株式会社タニタ、株式会社竹井機器のご協力のもと、希望者には体組成測定も行いました。
参加者からのアンケートでは、満足81%、やや満足19%と回答いただき、以下のような感想が寄せられました。
・とても参考になりました。自分の身体を数値で知り、自信になりました。
・具体的なフレイルのお話をありがとうございました。働き世代からのフレイルの予防の大切さを知ることができました。さらには、こどもの頃からのあそび大切ですね。
・具体的な講話で大変参考になり、新たに始めてみようと思うアドバイスになりました。ありがとうございました。
宮城学院女子大学附属生活環境科学研究所では、今後も地域の皆様と共に学ぶ場をつくりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。