[ 生活環境科学 ] 研究会報告 「タレント発掘育成事業における食育の取り組み ~ジュニアアスリート育成の現状報告~」

2月19日に研究会を開催いたしました。
昨年4月に着任された食品栄養学科の丹野久美子先生に、前任校(仙台大学)でのジュニアアスリート育成活動をご紹介いただきました。
JOCが支援し、10年前から福岡で始まった、才能・素質を持った人を広く発掘・育成することで、国際競技力向上をねらう事業です。
丹野先生は北海道の美深町、秋田、山形で事業にかかわられたそうです。

心理、栄養、色々な職域の人が連携し、選手の知的能力の育成プログラムの中で、まずは子供たちに好き嫌いなくたくさん食べることからはいったそうです。
知的能力開発プログラムは、Human Skill コミュニケーション能力の大切さを学ぶ、Conceptual Skill スポーツを楽しむ能力を育て価値を知る、Management Skill 自分をコントロールする能力を育てることが目標で、ティーチング(教える)ではなくコーチング(導き出す)で、子どもが判断する力をつけさせるそうです。
親子料理教室を行ったり、ゲームをしながらコミュニケーション力をつけ栄養の勉強もする方法などをお話しいただきました。