[キリスト教文化研究所]公開研究会「共感・共苦のキリスト教教育の倫理を考えるー性の多様性と人権をふまえて」を開催しました

[2019年9月21日土 10時半―12時 講義館C304

共感・共苦のキリスト教教育の倫理を考える―性の多様性と人権をふまえて

 

キリスト教文化研究所所長 天童睦子教授の開会挨拶と趣旨説明に続き、新免貢・一般教育部・教授(専門 初期キリスト教思想)より、上記タイトルによる講演があった。

多様性の尊重、社会的合意としての権利、人権が専門的立場から論じられるとともに、近代セクシュアリティのレトリック、聖書の新たな解釈といった論点を交えながら、知識の捉え方、各人の生きる態度の問い直しなど、根本的な世界観、人間観を考える契機が提起され、密度の濃い内容であった。

多くの市民、学生、教職員の参加があり、活発な意見交換が行われた。参加いただいた皆様に感謝申し上げる。