本学所属の教員6名による著書「ノスタルジーとは何か」(翰林書房)が刊行されました。
著者は、今林直樹教授(学芸学部人間文化学科)、九里順子教授(学芸学部日本文学科)、小羽田誠治教授(一般教育部)、田島優子准教授(学芸学部英文学科)、田中史郎教授、土屋純教授(共に現代ビジネス学科)で、さまざまなテキストから読み取れるノスタルジーについて、文学、歴史学、地理学、経済学といった多様な学問分野から解釈、考察しています。
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もくじ
序─ノスタルジーという概念をめぐって ◆ 今林直樹
Ⅰ─ノスタルジーが自立するまで 「故郷」からの距離 ◆ 九里順子
Ⅱ─『故郷』に表現されるノスタルジーの魯迅における特異性について ◆ 小羽田誠治
Ⅲ─イーディス・ウォートンの『無垢の時代』に見るノスタルジー ◆ 田島優子
Ⅳ─第一期フランス留学時代の黒田清輝 回想のフランス体験 ◆ 今林直樹
Ⅴ─商店街景観から読み解く昭和ノスタルジー
大分県豊後高田市の「昭和の町」に注目しながら ◆ 土屋 純
Ⅵ─今、なぜノスタルジーなのか 社会現象としてのノスタルジーを考える ◆ 田中史郎