10月30日(木)、発達臨床学科の2年生は附属幼稚園にて「保育見学学習会」を行いました。午前中いっぱい、日常の保育の場面に同席させていただき、子どもたちと先生方の保育をじっくりと感じさせていただきました。夕方には、幼稚園と学科の先生と学生たちとでふりかえりを行いました。先生方が作成した授業案の背景にある経過や、保育をしているときの留意点など、普段では聞くことのできない貴重な話を聞かせていただきました。続いて、学生たちから質問がたくさん出され、活発な質疑が行われました。「次の流れに子どもたちを持っていくときにどう声掛けするのか。」「制作活動を行っているときに、手伝うかどうかの判断はどうしているのか」「クラス活動を始める時の説明はどのように準備するのか」など、実践的な質問がたくさん行われました。
この保育見学学習会は附属幼稚園の全面的なご協力をいただいて実施できているもので、附属幼稚園があるからこそできる貴重な学びの機会です。このような形で観察し、子どもの様子と先生方の対応と動き、保育の流れをよく見るという学びは、「かかわる」ことを学ぶための基礎としてとても重要なものです。