次世代教育支援プログラム スウェーデン幼児児童教育研修(ご報告)

発達臨床学科とIKEAジャパン株式会社「東日本こどもプロジェクト」が協働して、次世代の教育支援プログラム「スウェーデン幼児児童教育研修(以下、スウェーデン研修)」を実施しました。スウェーデン研修は、北欧のアウトドア環境教育を視察することで、次世代を担う保育士を支援することを期待していました。

初日は、ストックホルム市内のロングホルメン島にある刑務所に宿泊。ストックホルム市庁舎など歴史的景観を訪問し、スウェーデンの歴史に触れました。夜は、川崎一彦先生(東海大学名誉教授)にスウェーデン企業、特にIKEAの強さをご講義頂きました。

その後、ストックホルム市内の公設民営のプリスクール、モタラ市のアウトドア・プリスクール、小学校を訪問しました。モタラ市では、農家レストランを訪問し、ジャム工場の見学とフレッシュなランチをごちそうになりました。宿泊先では、アンディッシュ・シェパンスキー先生(リンショーピング大学)からアウトドア環境教育の講義を拝聴し、外遊びが子どもの健康に及ぼす影響について、ユニークな道具を使って話を聞きました。

スウェーデン南部、IKEAのマルメショップに移動し、持続可能な環境への取り組みを視察しました。単なる視察で終わらず、北欧の教育にも、環境教育が浸透しており、日本の保育現場で、今、何ができるのかを強く感じさせられ、インスピレーションを得られる研修となりました。

スウェーデン研修の詳細は、今後、北欧カフェと題して、皆さんにご報告します。

ご期待ください。