1月12日(日)午後1時から5時まで、時間を延長して、説明会を実施しました。今回のスウェーデン研修の参加者は、北欧のアウトドア環境教育に関心の高い宮城県内の若手から園長先生クラスまでの保育士です。まずは、本学発達臨床学科の足立智昭教授が司会進行を行い、続いて、イケア・ジャパン株式会社の北野陽子様(東日本こどもプロジェクト)から本研修の趣旨説明がありました。イケアに限らず、企業論理が優先され、非常にコスト意識が高い昨今の社会情勢であるにもかかわらず、震災復興のために、また次世代の保育を支えるために、本研修プロジェクトへのご協力をいただいたこと、イケア・ジャパン株式会社の皆様に感謝申し上げます。
本研修は10日間の日程で、スウェーデンの首都ストックホルムから海峡を挟んでデンマークと接するマルメまでのプリスクール見学と現任保育士研修を組み込んだ予定となっています。研修中の諸注意について、西浦和樹教授より説明が行われました。
続いて、次世代の保育を支える参加者から、本研修への強い気持ちや期待が報告されました。震災から3年近くが経過しようとしていますが、参加者が勤務する保育所でも仮設園舎であったり、震災当時の状況やその後の影響が報告されました。
4時間近くになりましたが、非常に充実した一日となりました。今度会う時までに、各自でスウェーデンの保育について情報収集し、保育の課題をもって仙台駅新幹線中央口に集合することを確認し、散会しました。