人間文化学科、第3回キャリア講演会が開催されました
人間文化学科では、大船渡インターホテル椿のマネージャーとして活躍されている佐々木陽子さん(人間文化学科卒業)をお招きし、本年度第3回のキャリア講演会を、10月27日(水)C304にておこないました。佐々木さんは、「震災から10年、被災地の地元で事業を続けて」というタイトルで、温泉旅館で「女将修行」をおこない、故郷に戻って旅館を再建し、地域活動に参加してきたこの10年を振り返り、震災当時の思いや地域貢献の意義、学生たちへのメッセージをお話ししてくださいました。
講演をきいた学生のみなさんからは、「今回の講演で、過去のつらい経験をきき、私だったら心が折れてしまうだろうなと思いましたが、佐々木さんはそこで自分を見つめなおすきっかけになったとおっしゃっていて、少し考え方や捉え方を変えるだけで強い自分になれるのだなと思いました」「私は、現在、なりたい職業がありますが、自分にその職業があっているのかわからないため迷っています。しかし、今日のお話をきいて、選択肢はたくさんあることがわかり、まずは自分で体験してみることが大切だなと感じました」「地元に貢献したいという強い思いで、実際に行動にうつされて、街づくりの活動にも積極的に参加されているということをきいて尊敬しました。佐々木さんから学んだことを今後に生かしていきたいと思います」「自分も地元の復興を手助けできるような人間になりたい。そのためにも、佐々木さんのように、自分のやりたいことに挑戦する勇気と夢をつねに持ち続けたいと思います」という感想が寄せられました。
人間文化学科では、これからも、先輩たちによるキャリア講演会を、積極的に開催していきたいと思います。