美術作品を調べる

きょう2月2日で補講期間が終わり、学生たちは春休みに入ります。井上特任教授(日本美術史)の「人間文化基礎演習」の最終回は、美術作品の調書作成でした。本物の掛け軸を教材に、作者、主題、材質、技法、寸法など基本的なデータを集めます。江戸時代の画家の作品ということで、慎重に寸法を測っていますが、じつはこの作品、画家のサインはあるものの、かなり怪しい一品だそうです。1年生にそれが見抜けたかどうか。…無理でしょうね。