世界遺産及びキャリアに関する講演会をおこないました

 9月28日(月)5時限目に、K302教室で、人間文化学科・人間文化学会主催の世界遺産に関する講演会及びキャリア講演会を開催しました。講師には、WizBiz仙台代表 大友ゆり子さん(NPO法人世界遺産アカデミー認定講師マイスター、ビジネス・マナー講師)をお招きして、40名近くの学生が参加しました。

 大友さんは、世界遺産がどのように始まり、世界平和とどう関わっているのかといった制定の背景や理念などについて、わかりやすくお話していただきました。クイズをまじえながら、各地域の代表的な世界遺産について紹介し、最後に、日本の世界遺産についても、東北の学生にはなじみ深い三内丸山遺跡など、北海道・北東北の縄文遺跡群についてもお話をしていただきました。また、南アメリカにある世界遺産のガラパゴス島が、外来種によって固有の動物の生存がおびやかされ、一時は危機遺産となったことから、世界遺産を維持しつづけることの難しさについてもお話がありました。

さらに、大友さんは、日本で数少ない世界遺産検定のマイスター資格をお持ちですが、本学科が推奨している世界遺産検定の概要や受験対策、どのように就職活動でいかされるのかといった点についても、貴重なお話をしていただきました。後半は、ご自分のキャリアに関して話をしていただきましたが、会社員時代から取得した資格の多さには、受講した学生たちも驚いていたようです。学生たちへのメッセージとして、世界遺産の学びが多様な価値観の理解につながること、また、どのような課題についても、やれない理由を数えるのでなく、どのようにしたらやれるかを前向きに考えることの大切さも伝えてくださいました。

 講演会の感想を、一部、紹介します。

 「世界遺産の概要と検定の内容について詳しく理解することができました。クイズ形式で、主要な8つの世界遺産を紹介していただけたので、世界遺産に対する興味がより一層強まりました。」

 「世界遺産検定に対するイメージが変わりました。ただ、暗記して世界遺産に詳しくなるだけだと思っていましたが、自分のなかの世界観や自分の可能性を広げるものであると気づくことができ、検定に挑戦してみようと思いました。」

 「世界遺産検定は様々な分野と関わっているため、活用の仕方がたくさんあることがわかりました。観光業はもちろん、旅行・メディア業界、さらには文化財の保全や保護、地域の観光戦略など、多方面で生かすことができるので、現在、2級を取得していますが、さらに、上位の級をめざして学びを続けていきたいと思いました。」

 「世界遺産検定と就職活動との活用について、自分の好きなことから始め、そこから派生していろいろなことに関心を持ち続けること、世界遺産検定の級を取得して終わりなのではなく、常に学びつづけることが大事だということがわかりました。これからに生かしていきたいと思います。」

 人間文化学科では、12月4日に、今年度2回目の世界遺産検定の学内受験を予定しています。世界遺産について学び、検定を受けることで、スキルアップや就活に役立つだけでなく、異文化理解にもつながると思います。世界遺産は、世界で、毎年、約30件程度、増えています。ぜひ、みなさんも、早めに、挑戦してみてください。