人間文化学科では、5月18日(月)の昼休みに、今年度の世界遺産検定ガイダンスをオンラインでおこないました。NPO法人「世界遺産アカデミー」認定講師である、あけひとみさんを講師として、お迎えしました。
あけさんは、本ガイダンスがキャリア講演会ともなっていることから、まず、ご自分のキャリアと世界遺産がどうつながったのかをお話してくださいました。一般企業を退職後、モデルとして活動していくなかで世界遺産と出会い、自分の「人生の核」として世界遺産の魅力を発信したいと思うようになったそうです。ついで、「世界遺産」とは何か、その成立過程や意義、登録条件など基本的な事項を、クイズもまじえながら、わかりやすく講義をしてくださいました。世界遺産は、成立の背景として戦争への反省があり、アウシュビッツや原爆などの負の遺産もあることで、平和のとりでとなっていることも紹介してくださいました。さらに、合格のための学びのポイントに加えて、世界遺産検定の資格がキャリアにどうつながるかについても、具体的にお話をしていただき、昼休みという短い時間ながら、盛りだくさんの内容でした。
学生たちが書いた感想を、一部、紹介します。
「あけさんは、国際交流によって価値観の違いを尊重したいとおっしゃっていましたが、この考えは、私が所属している人間文化学科のディプロマ・ポリシーにも関係していることなので、世界遺産を学ぶことをとおして、その考えにより近づくことができたらと思いました。」
「紛争が世界各地でおこっているなかで、世界遺産は、直接的に戦争を止めあるわけではないけれど、攻撃を回避し、ためらわせる力があることで、戦争の抑止力にもなりうると聞いて、感動しました。」
「今年の7月に、世界遺産検定2級を受験する予定ですが、あらためて、世界遺産の素晴らしさを感じました。検定に向けて勉強していくなかで、様々な社会問題に触れるようになり、それぞれの世界遺産がある国についても理解する必要があるため、異文化理解にもつながると思いました。」
「世界遺産は人類共通の宝物という言葉に、なぜ、世界遺産を守り続けるのかという理由が詰まっていると感じました。終戦直後のユネスコの総会で採択された『戦争は人の心のなかに生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでをきづかなければならない』という宣言を体現したものが世界遺産であり、その意義の重要さが理解できました。」
「将来、観光業界で働きたいと思っていますが、就職活動のためだけでなく、あけさんのように、平和活動のために世界遺産検定を取得していきたいと思いました。最終的に1級をとることを目標に、コツコツ学んでいきたいと思いました。」
本ガイダンスを受講した学生たちは、世界遺産を学ぶ意義にあらためて触れ、世界遺産検定を受験する意欲が高まったようです。本学科では、7月3日(金)17時から、文部科学省後援の第64回世界遺産検定の学内受験を予定しております。2級を取得すれば、申請することで個別研修の単位として認められます。申込締め切りは5月27日(水)18時です。検定料は、団体割引になっています。日本や世界の文化や社会、歴史の学びにもつながり、就活にも役立つ世界遺産検定を受験してみてはいかがでしょうか。





