人間文化学科では、1月30日の昼休み、C301教室にて、就活体験の報告会を開催しました。旅行業界、教員、サービス業、流通業と、様々な職種で内定を得た4年生4人に、就活をいつから始め、どのようにおこなってきたか、後輩へのメッセージなどを、それぞれ10分ずつ語っていただきました。本報告会には、就職活動が本格化する3年生だけでなく、インターシップをまもなく開始する3年生、漠然としか就活のイメージをもっていない1年生も参加し、質問もしてくれました。
飲食サービス業界に内定を得た4年生は、自分を深堀りして、自分に向いている業界を時間をかけて探したと語りました。キャリア支援課やエージェントなどの機関を利用し、それがどのように役立ったかというアドバイスを、具体的に話してくれました。流通業界に内定を得た4年生は、志望職種を定めるにあたり、まず消去法で自分の嫌いな職業をはずし、それから、あまり人々の目が向いてないようなニッチ(隙間)の産業を選んだという話をしてくれました。旅行業界に内定を得た4年生は、自分の好きな職種を選びターゲットを絞ったこと、大手から中小の企業まで20数社にエントリーして就職活動をおこない、場慣れをするために多くの会社説明会や面接を受けたことなどを話してくれました。かなりの倍率を突破して、宮城県内の中学校の採用試験に合格した4年生は、過去問を40年分やるなど専門試験を重視して1次の採用試験に臨み、2次の面接のさいには、ガクチカ(大学で力を入れたこと)として、卒論でとりあげたテーマを熱く語ったとのことでした。
報告会に参加した後輩たちの感想を一部紹介します。「どの先輩も大学のキャリア支援課に助けられたことが多いとおっしゃっていたので、キャリア支援課をうまく活用していくことが一番大事なのだと思いました」「教職にしても民間企業への就職にしても、面接や出願にそなえて自己分析が必要になってくるので、自分が何をしたくて何をしたくないか深堀し、これまで何をしてきたのかを上手に表現することが大切なのだと思いました」「私はやりたい仕事がまだ決まっておらず、迷走気味のため、やりたくない仕事から絞り込んでいくのもよいのだなと感じました」「就活に対してかなり気持ちが重かったが、自分が今できること、自己分析などを1つずつコツコツとやっていこうと思いました。まずは、合同説明会に出て、企業の理解を深めたいと思いました」
いずれの先輩たちの話も貴重な体験報告であり、心のこもった後輩たちへのアドバイスは、これからの就活に、とても参考になったと思います。
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