仙台市内の社会科学系の学生が大学の枠を超えて交流する、「合同ゼミナール」は今回で25回目を数えます。
今回は、本学人間文化学科・田中ゼミの主催で11月30日に行われ、テーマは「それをお金で買いますか!?」でした。
アメリカの哲学者、M.サンデルが述べているように、「現代は何でもお金で買える時代」です。とりわけ、冷戦の終結とIT技術の革新は、これを加速しています。
しかし、言うまでもなく、それには多くの疑問も提出されています。今回の合同ゼミでは、こうした問題に関して活発な議論が行われ、大いに盛り上がりました。