人間文化学科では、3年生を対象としたキャリア講演会、「就活なんて怖くない①」を7月19日の5時眼目に、「就活なんて怖くない②」を10月2日3時限目に開催しました。講師は、いずれも人事労務コンサルタントの嶋田葵さんです。
嶋田さんは、ご自分の人事担当者としての経験をもとに、就職活動において、今からやっておくべきことについて具体的なお話をされました。1回目の講演会では、目標とする職種は何か、そのために、どのようなスキルを積んで磨くか、それらを得られる企業をどうやって探すかといったことを、順番に追って考え、動いていくことの大切さを、お話されました。2回目の講演会では、エントリー・シートの書き方やメイクでの印象の違い、面接のさいの振る舞いなど、かなり実践的なお話をしていただきました。さらに、就活中のモチベーションの保ち方や面接官がどこを見ているかなど、非常に役立つお話が盛りだくさんでした。受講した学生たちが、真剣にメモをとっていたのが印象的でした。
学生の感想を一部紹介します。「3年生も冬にさしかかってきて、本格的に就活を始めないといけないと思いながら、でもどうやって履歴書を書いたり準備をすればよいのか、内心焦っていたので、どんなことを書けばよいのかがわかって良かったです。就活するうえで、『切り替え』と1つの会社に執着しないことを心がけたいと思います」「前回の7月の講演会に続き、実践的な話がきけて、非常に役立ちました。志望動機が面接の重要なポイントになるとのことなので、なぜ、その会社なのかをしっかり言えるようにしたいと思います」「就活中のメンタルの保ち方の例を知ることができたのは、とても有難く思いました」「今回のキャリア講演会で、実際の就職活動の流れを具体的に学ぶことができ、少しずつですが不安が解消され、有意義な時間になりました。今回のアドバイスを忘れず、まわりと比較せず、自分のペースで進めていきたいと思います」
両方の講演会をつうじて、嶋田さんが強調されていたのは事前準備の大切さでした。これから就職活動が本格化する3年生にとっては、大変、貴重な機会になったと思います。しっかり事前準備をして、就活にのぞんでいきましょう。