世界遺産検定に関する講演会をおこないました

10 月15 日(金)5 コマに 講義館C301 教室で WizBiz 仙台代表・大友ゆり子さん(NPO法人世界遺産アカデミー認定講師マイスター、ビジネス・マナー講師)をお招きし、人間文化学科・人間文化学会主催の世界遺産検定に関する講演会およびキャリア講演会を開催しました。

大友さんは、宮城県では数少ない世界遺産検定のマイスター資格をお持ちです。クイズを まじえて、世界遺産の理念や制定の背景、危機遺産などについて、わかりやすくお話してい ただきました。特に、ヴェネチア市がオーヴァー・ツーリズムのため、危機遺産に選定さ れるかもしれないというお話や世界遺産の学びが異文化理解につながることなど、人間文 化学科での学びと深く関わっていることが、学生のみなさんには興味深ったようです。また、本学科が推奨している世界遺産検定の概要や受験対策、どのように就職活動でいかすこ とができるのかといった点について、大友さんのこれまでのキャリアと重ねながら、貴重な お話をしていただきました。

以下、学生の感想の一部を紹介します。
「世界遺産は、歴史的に価値がある建物などを保全するためだけではなく、平和の砦としての役割もあることや危機に瀕した遺産を救済する仕組みもあることを学びました」
「世界遺産を学ぶということは、歴史を学ぶだけでなく、その土地の文化や時事など、幅広い知識や教養を得ることができるとわかり、次の検定に向けての勉強をさらに頑張ろうと思いました」
「今回、貴重なお話を聞くことができ、遺産をただ覚えるのではなく、それぞれのストーリーであったり、当時の人物を想像しながら、自分なりに落とし込んで理解していくことが重要であるとわかりました」
「就職がゴールではなく、学びはその後も続いていくし、新しい分野の勉強をすることで、興味や見識を広げることは自分のキャリアの可能性を広げることにつながるのではないかと、お話をきいて考えました」

人間文化学科では、12月1日に、今年度2回目の世界遺産検定の学内受験を予定しています。検定試験を受けることで、就活につながるだけでなく、スキルアップや自信にもつながると思います。ぜひ、皆さんも挑戦してみてください。