人間文化学科主催シンポジウム「ニャンだこれ?ワンだふる!〜今と昔の犬猫事情〜」を開催しました

7月15日(土)、人間文化学科主催のシンポジウム「ニャンだこれ?ワンだふる!〜今と昔の犬猫事情〜」を開催しました。
司会は人間文化学科の八木先生がつとめ、はじめに学科長の杉井信先生が本シンポジウムの趣旨について話をされました。次に、前仙台市博物館館長で、本学科特任教授である内山淳一先生による講演「日本美術の犬と猫〜江戸時代を中心に〜」が行われました。

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この講演では、犬と猫が、昔からどのように人と関わり合ってきたのかを、遺跡からの発掘物、浮世絵などの日本の美術や作品を通して学ぶことができました。関わり方に違いはあっても、いつの時代にも犬や猫が人のそばにいる様子が描かれており、犬や猫と人のつながりを強く感じられた講演となりました。
さらに、3人の学生による発表が行われました。それぞれ、犬や猫と人との共生をテーマに、「犬や猫の歴史や盲導犬などの犬が果たす役割」「第34回スリーコインズツアーで訪れた田代島でのフィールドワークから考えた猫との関わり」「殺処分の現状や保護の試み、今後のあり方」などについて、写真や図表を使って発表しました。

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質疑応答の際には、内山先生の講演と学生の発表に対して、会場の学生や本学の教員、本学科の櫻井先生・杉井先生から、質問や貴重なコメントをいただきました。歴史について学び、フィールドワークを実践する人間文化学科らしいシンポジウムとなりました。
後期にも、「東北の世界遺産」をテーマにしたスリーコインズ・ツアーや、シンポジウムが行われる予定ですので、ご参加いただければと思います。

                             人間文化学科3年 堀江那月