人間文化学科のセミナー科目B(高橋 陽一 准教授担当)では、江戸時代・明治時代の古文書を解読し、歴史をひも解く力を養っています。
7月8日(土)、この授業の受講生7名で石巻市博物館の展示を見学しました。石巻市博物館は、2021年11月にオープンした新しい博物館です。学芸員の方の解説のもと、考古・美術作品から歴史まで、さまざまな資料を閲覧しました。受講生の中には学芸員資格の取得を目指す学生もおり、穏やかで落ち着きのある館内の意匠、プロジェクションマッピングを用いた展示、体験型コーナーに加え、博物館の裏側まで見学できたことは、とても有意義でした。また、館のご好意で伊達政宗文書をはじめとする貴重な古文書を間近で見せていただき、解読する時間もありました。
見学全体を通し、普段の授業だけでは養えない、多様な資料から描き出される地域史や、古文書が地域に残される背景について知ることができ、歴史を多角的に考えるきっかけが得られたのではないでしょうか。
見学にご協力いただいた博物館の皆様に感謝申し上げます。
石巻出身の芸術家の作品を見る
絵図から江戸時代の石巻を知る
博物館の裏側を見学
みんなで古文書を読む