6月1日（木）、人間文化学科OGの油井千絵子さんをお迎えして、今年度2回目の人間文化学科のキャリア講演会が開かれました。油井さんは石ノ森萬画館にアテンダントとしてお勤めです。6月18日（日）に開催予定のスリーコインズツアーで石ノ森萬画館に行く予定ですので、その連動企画としてお呼びしました。学芸員課程で勉強している在学生も多く参加してくれました。受講した学生の感想をほんの一部ですが抜粋して紹介します。

・今回の講演から、学芸員として働くならば学芸員としての知識だけでなく、公務員やその自治体のことを学ぶのも大事だと分かりました。博物館に来てくれる人たちにどう満足してもらうかを考えるという思いも、どんな仕事にも通じる考えだと思い、印象に残りました。（1年生）

・私は石ノ森萬画館に行ったことがありませんが、油井氏の話を聞いて興味が湧きました。スリーコインズツアーで石ノ森萬画館に行く予定ですが、事前知識ができてより楽しめそうだなと思います。平成仮面ライダー展の際に90万人近くの人が来場したという話が印象に残りました。（1年生）

・博物館などの施設の来場者が増えることで町の活性化につながるということが新たな発見だった。接客のみ、企画のみではなく、接客・企画両方の仕事をすることで来場者とも施設とも密接になるのではないかと思った。（2年生）

・就活において「何をやりたいかというだけではなく何処で働きたいか」を重要視してみるという観点は自分の中になかったので心に響きました。（2年生）

・接客に正解はない。これはどんな仕事にも共通して言えるし、相手が気持ちよく受け取れる話し方を意識するのも忘れてはいけないことだと思います。まだまだ未熟な点が多く、自分がそこまで気を配れていなかったかな？と感じることも時々あるので、そこが「社会に出て働く人」と私の意識の差だと感じました。（3年生）

人間文化学科の次回のキャリア講演会は7月に開催予定です！