第46回世界遺産検定結果 全国平均を上回る

 2021年12月3日に、人間文化学科主催で、「第46回世界遺産検定」が学内で実施され、その結果が世界遺産検定事務局から公表されました。全国で、3級の大学・短大の平均の認定率は61.4%に対し、人間文化学科の3級受験者は15人で認定率66.7%と、全国平均を5%程度上回りました、また、2級の大学・短大の平均の認定率は36.8%に対し、人間文化学科の2級受験者は30人で認定率36.7%と、ほぼ全国平均と同様の認定率となりました。今回は、全国的に認定率が低く、とくに、3級は過去5年間で最も認定率が低かったようですが、本学科では、そのなかでも健闘したと言えます。
 本学科では、1年次に「世界遺産概説」という授業が開設されていますが、昨年度は、授業の一環として、マスター資格をもつ講師に、オンラインで講演会をおこなっていただきました。また、世界遺産事務局の講師に、世界遺産検定の受験対策のガイダンスも、オンラインで実施していただきました。
 本学科のカリキュラムとして、世界遺産検定やTOEICなどの語学検定、観光英語などの資格、スタディ・ツアーなど、自主的な学びの成果も単位になる「個別研修」が設定されており、世界遺産検定2級の取得も単位として認定されます。すでに、50名近くの学生が、世界遺産検定2級取得により単位を取得しており、就職活動にも役立てています。
来年度も、人間文化学科では、7月、12月に学内受験を予定しています。世界遺産検定に関する講演会も、積極的に実施する予定です。これからも、本学科は、みなさんの自主的な学びを応援していきます。