オンラインで「世界遺産検定ガイダンス」を実施しました。
人間文化学科では、5月13日(木)の12時20分~12時50分に、オンラインで 「世界遺産検定ガイダンス」をおこないました。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師で、日本でも数少ない世界遺産検定マイスター保持者の細谷正文氏を講師としてお迎えしました。細谷氏には、世界遺産を学ぶことの意義やキャリアにどう役立つかなどについて、丁寧に講義をしていただきました。日本や世界各地の世界遺産の写真を紹介しながらのお話でしたので、コロナ禍で旅行に行けないなか、世界遺産を巡る旅をしている気分で、ガイダンスを受講できたのではないかと思います。また、本ガイダンスは、キャリア・ポイントの対象ともなっています。ZOOMによるガイダンスとなったため、受講者がどれだけ集まるか心配しましたが、1~2年生を中心に、45名の学生がガイダンスを受講しました。受講した学生の感想を一部紹介します。
「今回のガイダンスでは、万里の長城やピラミッドなど、代表的な世界遺産に関する知識や世界遺産検定がどのように就職に役立つかというお話をきくことができました。東北にも、私が毎年お正月に訪れている中尊寺という世界遺産があり、誇らしく思いました。」「ガイダンスの説明はわかりやすく、特にエッフェル塔が単色ではなかったことや、地球温暖化が氷河などの世界遺産に及ぼしている影響などのお話が印象深かったです。」「人間文化学科の学内受験で、1年次に3級、2年次に2級を取得し、世界の多様な歴史や文化を知ることができたのは、本当に良い経験でした。2級に合格し、一区切りつけていたところだったので、今回のガイダンスで、また世界遺産について学ぶ意欲が湧きました。次は1級に挑戦したいと思います。」「今日、旅行・観光業界では、世界遺産に精通した人材が求められ、確かな知識による企画力が必要とされていることを知り、世界遺産検定の資格をとることは、今後の就職活動のさいにもかなり役立ちそうだと思いました。」
人間文化学科では、感染状況により中止の可能性もありますが、現在のところ、7月と12月に学内受験を予定しています。2級、3級が受験可能です。2級を取得すれば、個別研修の単位として認められます。1年生の後期には、「世界遺産概説」という授業で、世界遺産の歴史や意義について幅広く学ぶことができます。詳しくは、本学科のホームページをご覧ください。