5月20日(木)宮城学院礼拝堂にて末光眞希学長・平林健校長の就任式が執り行われました。嶋田順好学院長・宗教総主事の司式のもと、大久保直樹中高宗教主事の聖書朗読、栗原健大学宗教センター長の祈祷が捧げられました。
嶋田学院長の式辞に続き、末光学長、平林校長による「誓約」が行われ、二人がそれぞれの職務を忠実に果たすことへの約束がなされました。また同時に、参列の宮城学院関係者にも心をひとつに二人を支えていくことへの約束が確認されました。
続いて海野道郎理事長より末光学長にフードの授与が行われ、理事長から学長、校長へ言葉が贈られました。
祝奏は宮城学院女子大学音楽科副島謙二特任教授によるクラリネット、同科松山裕美子特任准教授によるピアノにて、モーツァルト作曲のクラリネット協奏曲イ長調K.622 第2楽章Adagioが演奏されました。礼拝堂はクラリネットの優しい音色に包まれ、二人の就任式に華を添えました。
末光眞希学長は就任の言葉の中で「私たちの『弱さ』に個の尊厳をみることを基本として教育を行う。これこそは本学の建学の精神が、この時代に生きる私たちに問いかけるミッションなのではないかと思っています」と述べられました。
平林健校長からは「この難局にありながら、柔軟に対応し、常に成長する教員の存在が中高の大きな財産です。先生方とともに135年の伝統を大切にしつつも、変化する時代に適応する学校にしていくことをお約束します」という決意が述べられました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、就任式は限られた参列者で行われましたが、この様子は宮城学院礼拝堂からLIVE配信され、多くの関係者がその様子を見守りました。