10月17日（木）に宮城学院総合防災訓練を実施しました。宮城学院では、仙台市、仙台市青葉消防署、仙台市防災安全協会等の協力のもと、5年前から全学院による総合的な防災訓練を実施しており、今年で6回目となりました。

2019年度の訓練想定は政府の地震調査研究推進本部の発表を受けて、宮城県沖を震源とするマグニチュード8.0、最大震度6強の海溝型地震にするとともに、停電時にPCや通信機器を作動補助できるPHV車を利用した電気供給・機器取扱訓練を取り入れるなど、より実践的な訓練を実施しました。発生直後に自分の身を守る「シェイクアウト訓練」から始まり園児、生徒、学生が参加しました。
森のこども園では、園児達がしっかりと身を守る訓練ができました。中高では、火災の発生を想定したはしご車による訓練が行われ、取り残され役の教職員が消防隊により救助されました。また、大学では炊き出し訓練に長い列ができ、多くの学生がビニール炊飯で炊いたごはんやアルファ米の試食を行いました。

講義室では本学のOGで、東北初の女性消防士でもある及川由佳里さんによるトークショーが行われ、学生や桜ヶ丘町内会、桜ヶ丘地区防火協会の方々も熱心に耳を傾けていました。
その他にも構内に設けられた減災広場で、煙体験や消火器体験、地震体験車などを積極的に経験する学生や生徒、園児の姿が見られ防災に対する意識を新たにする一日となりました。