7月18日(水)宮城学院礼拝堂においてランカスター神学校校長キャロル・E・リッチ先生をお招きして大学礼拝を行いました。ランカスター神学校は、ジャーマン・リフォームド教会によって設立された神学校で、宮城学院の創立者のひとり、ウィリアム・E・ホーイ宣教師の母校です。
当日は、青空が眩しい快晴のなか、リッチ校長が夫君と共に来学、佐藤忠良氏作の帽子の像や宮城学院の初代校長エリザベス・R・プールボー先生の石碑をご覧いただきました。
礼拝は「ちっちゃな種たちが結ぶ豊かな実」と題して行われました。宮城学院の創立者であるホーイ師が日本人キリスト者である押川方義師と協力して、一粒のちっちゃなカラシ種をまき、その種が宮城学院と東北学院という大きな二つの大学法人として成長し、この世界を祝福する信仰と学問研鑽の場となっていることをお話になりました。
参加者の中には、熱心にメモを取る学生もいました。
また、宮城学院同窓会では1995年に「宮城学院建学ゆかりの地を訪ねる旅」として旅行の企画を立て、数名でランカスター神学校を訪れています。同窓会で保管されている当時の写真や宣教師であった歴代の校長のご紹介をしました。
昼食の時間を共に過ごしながら、これまでの歴史や校祖者らの想いに心を寄せ、有意義な時間を持つことができました。