【情報更新】5/26(木)国際シンポジウム 「ジェンダー平等と持続可能な未来」

【5月12日(木)更新】
・申込先を公開しました。
・「開催の趣旨」(地域子ども学研究センター・企画メンバー 天童睦子教授)を修正しました。
・「開催にあたって・ご挨拶」(地域子ども学研究センター運営代表 西浦和樹教授)を追記しました。
 

2022年度国際シンポジウム 「ジェンダー平等と持続可能な未来」
Gender Equality and Sustainable Future

■日時
2022年5月26日(木)16:00受付開始
16:20-18:20(予定)

■会場
本学 講義館C201大講義室
(仙台市青葉区桜ヶ丘9-1-1)

■対象
学生、市民、研究者、教育関係者など

 

■基調講演
「活躍するフィンランドの女性たち:幸福と持続可能な未来に向けて」(言語:英語 通訳付)
Energetic Finnish Women for Well-being and Sustainable Future

© Finnish Institute in Japan
/Akiko Osaki

フィンランドセンター(日本)所長
アンナ‐マリア ウィルヤネン

【略歴】
2018年よりフィンランドセンター(日本)所長。ヘルシンキ大学で美術史博士号を取得。政治・経済学で修士号。ビジネス界でも活躍した経歴を持つ。フィンランド商工会議所理事および同副代表、Eunic Japan会長、ディドリッシュセン芸術基金理事会会長などを歴任。その研究関心は19世紀以降のヨーロッパ芸術、社会的ネットワーク、女性芸術家、女性のエンパワメントなど多岐にわたる。

 
■定員
100名(要事前申込)
※定員になり次第締め切ります。

■お申し込み

「ジェンダー平等と持続可能な未来」参加申込みフォーム

※入場は無料です。

■企画
宮城学院女子大学 地域子ども学研究センター

■主催
宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所
■共催
宮城学院女子大学附属発達科学研究所、同人文社会科学研究所
■後援
復興庁、The Finnish Institute in Japan、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、日本創造学会
■協賛
宮城学院同窓会

■お問い合わせ
宮城学院女子大学キリスト教文化研究所
kiriken(アットマーク)mgu.ac.jp
 

<開催の趣旨>

宮城学院女子大学 キリスト教文化研究所・主任
地域子ども学研究センター・企画メンバー
天童睦子(一般教育部 教授/女性学)

このたび「ジェンダー平等と持続可能な未来」をテーマに、国際シンポジウムを開催する運びとなりました。基調講演には、東京にあるフィンランドセンター(the Finnish Institute in Japan)所長アンナ‐マリア ウィルヤネン氏をゲストにお迎えします。芸術文化、また世界の女性の活躍にも詳しい方です。エネルギッシュなフィンランドの女性たちの取り組みを、ウェルビーイングと持続可能な未来に焦点を当ててお話いただきます。
東日本大震災から11年、地域からなにができるか。それは世界の課題とどうつながるのか。Think globally, and act locally. (1995年第4回世界女性会議)
女性のエンパワメントに向けた課題をともに考えましょう。

 

<開催にあたって・ご挨拶>

宮城学院女子大学 教育学部長・社会連携センター部長
地域子ども学研究センター運営代表
西浦和樹(教育学部教育学科 教授/教育心理学)

本国際シンポジウムは、フィンランドセンター所長アンナ-マリア ウィルヤネン氏をお迎えして、「活躍するフィンランドの女性たち:ウェルビーイングと持続可能な未来に向けて」というテーマでご講演いただきます。副題にある「ウェルビーイングと持続可能な未来」については、人類の誰もが認める価値観です。少数の人間が支配する世界では、戦争や圧政、暴力が支配し、平和や人権、自由が脅かされます。国連憲章には、過去の戦争の反省から未来に向けたメッセージが示されています。
北欧5か国(フィンランド、デンマーク、アイスランド、スウェーデン、ノルウェー)は、幸福度が高いことで知られています。特にフィンランドは、2021年度の世界幸福度調査(World Happiness Report 2022)において、3年連続で幸福度1位となりました(日本は41位)。この指標には、国民一人当たりのGDP、社会的支援、平均健康寿命、人生における選択の自由度、他者への寛容度、社会の腐敗の認識が含まれます。
日本とフィンランドの幸福度指数を比較して、その違いとなって表れているものは何でしょうか。日本の子どもの基本的生活習慣について、「食べる」「寝る」「遊ぶ(仕事する)」のワークライフバランスを重視することで、ウェルビーイングの向上を目指しています。Covid-19やロシア・ウクライナ紛争といった今日の社会情勢の変化にも耐えうるフィンランドの持続可能な未来に向けた価値観について、アンナ―マリア ウィルヤネン氏からの基調講演の機会を得たことに感謝いたします。

引用文献
国際連合広報センター. “国連憲章テキスト”. 国際連合. 1945-6-26. /www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/ (参照:2022年5月3日)
Helliwell, J.F., Layard, R., Sachs, J.D., Neve, J-E.D., Aknin, L.B., & Wang, S., “World Happiness Report 2022”. Sustainable Development Solutions Network. 2022-3-18. /worldhappiness.report/ (参照:2022年5月3日)