今回は「ＯＧとの集いカフェ～保育所・児童館・幼稚園編～」として、仙台市支倉保育所のＫさん、仙台市田子児童館のＩさん、みどりの森幼稚園のＳさんの３名のＯＧに参加いただきました。
仙台市支倉保育所で保育士として働いているＫさんは、当初は幼稚園への就職を希望していましたが、ご両親の勧めもあって現在の職に就いています。子どもたちの日々の成長を見ることができて、毎日が本当に楽しいです！と笑顔を輝かせてお話くださいました。
仙台市田子児童館にお勤めのＩさんは、大学入学当初は幼稚園教諭か保育士になることを希望していましたが、在学中に児童館でのアルバイトを経験し、児童館職員として働くことを決めたと言います。幼稚園や保育所と異なり、児童館には毎日異なる児童が遊びに来ますし、長期間子どもたちの成長の様子を見ることができます。遊びによる健全保育を行うプロとして、様々な年齢の子どもや地域の方々と一緒に楽しめるイベントの様子など、写真をまじえて教えてくださいました。
みどりの森幼稚園で幼稚園教諭としてお勤めのＳさんは、自由保育を実践する園で、子どもと一緒に遊ぶ毎日を過ごしています。勤めはじめたばかりの頃は、保護者の皆さんと良い関係を築くことができるか不安に思ったこともあるそうですが、現在は保護者の方の小さな不安や心配も聞き逃さずに相談を受けることができるまでに成長したそうです。ひとりひとりの子どもの様子を見て考えることのできる先生を目指しているのがよく伝わるお話でした。
３名のＯＧにお話いただいた後の自由な質疑応答の時間には、活発に学生からの質問が寄せられました。
将来の保育士や幼稚園教諭を目指す学生たちは、「職場でのよりよい人間関係を築くコツは？」という、社会人になるにあたっての心構えを聞く質問や、内定をもらっている４年生からは「実際の勤務開始までにどのような準備をしたらいいですか？」など、とても具体的な内容を質問していました。
ＯＧの皆さんもとても気さくにお答えいただき、学生たちは目を輝かせてお話を伺っていました。
